サービス

Risk Analytics Connect

最新のテクノロジーと豊富なナレッジにより、リスクの早期発見を実現する

Risk Analytics Connect(リスク アナリティクス コネクト)は、貴社データの分析をクイックに導入するためのリスク分析サービスです。企業内の連結財務データ、販売や購買などの各種取引データを読み込み、デロイト トーマツが長年にわたって培った様々なリスクシナリオに基づき分析します。

Risk Analytics Connectの概要と特徴

Risk Analytics Connect(リスク アナリティクス コネクト) *1は、リスク分析をクイックに導入するための分析サービスです。

デロイトのグローバルかつ豊富な事例と経験を基に、リスクシナリオ*2と分析ロジックを分析アプリケーションとして独自開発しました。これにより、初期投資を抑えながらも最新のリスクに対応した分析をすぐにいつでも利用することが可能となり、適時・適切にリスク対応することができます。

経営企画部門・経理部門においては多数ある子会社や事業のリスクの早期発見、内部監査部門においては効率的・効果的な監査が期待できます。

*1:Risk Analytics Connectは、デロイト トーマツ グループのIT専門部門が集中管理を行っているソリューションプラットフォームを利用しています。
*2:あらかじめ用意されているリスクシナリオの中から選択して利用いただきます。閾値設定が可能なものは初回時に個社に合わせて設定します。

Risk Analytics Connect (PDF, 1.3MB)

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個別アプリケーションご紹介

※ アプリケーション名をクリックすると、概要が閲覧できます。

個別アプリケーション

> 子会社分析アプリケーション

子会社の財務数値の異常な変動を捉え、業績悪化や不正リスクを分析します。子会社の不正リスク、事業リスクを対象としています。

■対象となるリスク例

架空収益、負債/費用の隠蔽、計上時期操作、成長性低下、収益性低下

■課題とメリット

【課題】
  • 経営企画部門や経理部門は子会社の業績悪化や不正のリスクをいち早く捉えたかったが、地域統括会社や事業部から、適時に客観的な情報を得られていない
【メリット】
  • 全ての子会社を分析することで、異常な傾向を示す子会社と関連するリスクを漏れなく発見することが期待できます
  • 経営企画部門や経理部門は、重大事象を早期発見が可能、対策することで損失拡大を防ぐことが期待できます
  • 内部監査部門は、効率的・効果的な監査の実現が期待できます

■分析イメージ

  
子会社のリスクスコアランキングと推移
リスクシナリオ該当会社の財務指標の推移
> 経費・労務分析アプリケーション

架空経費、二重支払等の経費不正リスク、長時間時間外労働等の労務リスクを分析します。従業員の経費不正や、時間外労働時間の過少申告といったリスクの発見を目指します。

■対象となるリスク例

経費における架空請求、水増し請求/労務における労働時間の虚偽申告、法令違反

■課題とメリット

【課題】
  • 経費不正の懸念があるが、根本的な解決策がない
  • 働き方改革を推進しているものの、労務実態の適時把握、施策実施後の効果測定が課題
【メリット】
  • コンプライアンス部門は、経費不正リスクがある部署・担当者の効率的な発見が期待できます
  • 人事部門は、時間外労働時間の過少申告など労務リスクがある部署や従業員の効率的な発見が期待できます
  • 牽制効果を発揮し、組織のコンプライアンス意識の向上が期待できます

■分析イメージ

部署のリスクスコアランキングと推移
労務リスクの高い担当者の残業時間とPCログ
> 仕訳分析アプリケーション

仕訳を活用して売上・仕入・経費等のリスクの発見を目指します。

■対象となるリスク例

架空収益、仕入計上漏れ、計上時期の操作、経費不正、不正仕訳

■課題とメリット

【課題】
  • 各子会社から様々な種類のデータを入手することが困難
  • データ分析を実施したいが、各子会社のデータが統一されておらず分析ができない
  • どういった観点から売上・仕入・経費のリスクを識別して良いかがわからない
【メリット】
  • 最も入手しやすいデータソースである仕訳を最大限に活かした分析が可能です
  • 各子会社でシステムが統一されていなくても、一定の入力規則に従ったデータであれば、分析することが可能です
  • 単純な金額だけでなく、入力回数、仕訳の平均金額、決済サイト及び経費の発生形態等、様々な視点からリスクを識別することが可能です
  • 実際のサンプルにまで落とし込めるように伝票単位まで追跡することが可能となっているため、リスク識別~サンプル抽出を当該アプリで行うことができるため、効率化を図ることもできます

■分析イメージ

債権債務の傾向分析(取引先別の請求経過日数・決済サイト 等)
債権債務の傾向分析(取引先別の請求経過日数・決済サイト 等)
経費の傾向分析(経費分類別の増減、セグメント別月次推移 等)
経費の傾向分析(経費分類別の増減、セグメント別月次推移 等)

バージョンアップ情報

2023/7/3
仕訳分析アプリケーションをリリースしました。

2022/10/6
経費・労務分析アプリケーションに従業員の離職に関するリスクシナリオを1つ追加しました。

2022/5/18
子会社分析アプリケーション英語版にリスクシナリオを3つ追加しました。

2022/4/14
子会社分析アプリケーションにリスクシナリオを3つ追加しました。

2021/4/9
経費・労務分析アプリケーションに交際費に関するリスクシナリオを3つ追加しました。

2020/12/9
子会社分析アプリケーション英語版をリリースしました。

2020/6/19
子会社分析アプリケーションに会社別リスクスコア明細表示機能を追加しました。

Risk Analytics Connectの対応課題と提供価値

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プロフェッショナル

カイル ランネルズ/Kyle Runnels

カイル ランネルズ/Kyle Runnels

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー パートナー

日本国内企業およびグローバル企業に対して、デジタル技術に基づいたリスク管理コンサルティング業務に従事(ワシントンDCにて3年半、東京にて10年以上)。2012年より、有限責任監査法人トーマツのAnalytics部署の創立メンバーとして、分析サービス提供のための人事組織、業務プロセス、技術基盤の設計等に従事。ビッグデータ・機械学習・テキストマイニング・RPA、様々なデジタル技術を組み合わせて、企業の... さらに見る