ナレッジ

規制上のテーマと動向

デジタルがもたらす機会と課題

Performance magazine issue40より

2007年から2008年にかけての金融危機とそれに続く規制の波に始まり、コロナ禍、国家間の紛争によるサプライチェーンの逼迫、インフレ、人材不足など、金融業界の関係者は相次ぐファイブシグマの(稀有な)事象に直面しています。規制に関する公表のペースが夏季休暇期間中に一時的に減速したことを受け、デロイトは今後の課題を整理しました。

 

要点

  • 金融機関は、今後施行される規制により、業務上、大きな課題に直面すると予想されます。
  • 現在策定過程にある種々のデジタル金融規制の導入により、トークン化された資産の取引に適したデジタルな市場の形成が促され、バリューチェーン全体での流通に向けて機が熟すでしょう。これに加えて、EUの包括的なデータ戦略を端緒とする規制、さらにはリテール決済、機械学習、人工知能に関する抜本的な取り組みにより、今後数年の間、EUの金融サービス規制ではデジタル関連のトピックが最も重視され、新時代を画することになるでしょう。
  • デロイトは、一連の記事を通じて、今後到来する規制の波がもたらす機会と課題への認識を高め、金融エコシステムがこの進化に備えられるよう支援します。

 

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