出版物

国際会計がやって来る!IFRSアドプションのしくみ

本書は、以前に出版された本のリメイク版です。以前の本は、米国基準の観点からの本でしたが、本書は最近の日本でのIFRS 採用の流れに沿って、IFRS の観点からの本に書き換えたため、かなりの部分を新しく追加することになりました。従いまして、以前の本を読んでいただいた方にも新しい本として読んでいただけることを願っています。書名にも、近年急に日本で使用されるようになった「アドプション」という用語を入れてみました。

本屋さんに行けば、多くのIFRS 関連の本がところ溢れんばかりに並んでいますが、本書は、IFRS を理論的に説明するばかりでなく、IFRS を取り巻く状況の変化やIFRS が台頭する背景について多くのページを割いています。本書の特徴は、取り上げた項目に関して、左右の2ページで完結するようにしており、かしこまらずに気軽に読むことができるようにしたつもりです。そのために、図や表をふんだんに取り入れています。取り上げた81の項目は読者の興味があるような項目を選択しました。

IFRSの特徴である原則主義などの説明に加え、日本基準の財務諸表からIFRS の財務諸表を作成するための修正仕訳のポイントも簡単に触れています。また、変化し続けるIFRS という章を設定し、最近のIFRS の動向に関しても説明を加えています。本書を読んでいただいた後に、IFRS を理解した雰囲気になっていただけることを期待しております。

書名

国際会計がやって来る!IFRSアドプションのしくみ

出版

中央経済社

著者

長谷川茂男

価格

本体2,000円+税

出版

2010年1月

ISBN

978-4-502-22290-0

 

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