出版物

第二版 基礎から学ぶ貸出金査定Q&A

金融機関における償却・引当は資産査定と呼ばれる資産の評価を基に実施されており、金融機関が自らの責任で自らの査定基準やマニュアルに基づいて実施する資産査定を自己査定と呼んでいます。ただし、自らの基準といっても、それらは金融検査マニュアル等に則していることが求められています。本書は、若手融資担当者でも金融検査マニュアル等に定められた事項の理解が進むよう、査定実務における必要な知識を最新情報に基づき、その基本から体系的に、かつ、Q&A形式でまとめたものです。

近年、農協(JA)や労働金庫が金融当局による検査の対象となり、本格的に自己査定実務に携わる方が増加しています。これらの金融機関では、自己査定の実務は未だ定着しておらず、自己査定の前提となる決算書等の分析等を行ったことのない担当の方も存在しています。このため、本書の改訂に当たっては、第2章に「貸出金査定を行うための基礎知識」として、決算書の分析など基礎的な事項の解説を加えて、より自己査定初心者の皆さんにもわかりやすい内容とするとともに制度改正等に対応しQ&Aを追加しています。

 

書名

第二版 基礎から学ぶ貸出金査定Q&A

出版

銀行研修社

編者

深田 建太郎 他

価格

本体2,037円+税

出版

2014年8月

ISBN

978-4-7657-4440-9

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