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自己変革の経営戦略

成長を持続させる3つの連鎖

目次

あらゆる経営者は、将来に向けたビジョンを掲げ声高に変革を主張します。しかし、大々的に変革を銘打っている割には、「一過性のイベント」に終わったり、組織が変わり切れず当初掲げた成果を上げられず頓挫したりといった失敗例が多く、変革という旗印の下で試行錯誤を繰り返しているのが実態です。持続的成長に向けた変革とは、言うは易く行うは難き永遠の経営課題です。

本書は、「変革」という経営書として古典的なテーマに正面から向き合って書き下ろしたものです。本書の特徴は一過性ではなく持続できる、かつ、受け身ではなく自ら変わることができる変革、いわば「自己変革」のあり方を解き明かすことにあります。

多くの企業が変革をやりきれない、あるいは変革を持続できないのはなぜでしょうか。その背景には過去から現在、そして将来との間での「時間軸の断絶」、顧客や取引先など外部環境と組織の間にある「市場との断絶」、そして、同一組織内であっても、経営と現場、部門間など利害や立場が異なる間に発生する「組織内の断絶」が存在するからと捉えています。

変革で陥りがちなこの「3つの断絶」を乗り越えていかにつなげられるか、この“つながり”というキーワードに自己変革できる組織への解法の糸口として、本書では、自己変革のメカニズムを「3つの連鎖」というフレームワークで捉えることを提言します。

書名 自己変革の経営戦略 成長を持続させる3つの連鎖
出版 ダイヤモンド社
著者 松江 英夫
価格 本体2,800円+税
刊行 2015年7月
ISBN 978-4-4780-2848-3

 

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