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出版物
論点詳解 係争事案における株式価値評価
日米の株式買取請求事件等のトレンドと考え方
日本と米国デラウェア州の多くの裁判例を比較分析している本書は、評価手法やインプットの選択が法的論点にどう影響を与え、どのような手法が最適と判断されるのかを、多くの裁判例を参照しつつ、専門家として関与した経験も踏まえて考察しています。
M&A 実務とアカデミズム、司法は互いに影響を及ぼしながら、スタンダードを形成していきます。デラウェア州ではDCF 法の手法やインプットについて様々な議論が行われていますが、ファイナンス分野の最新の研究成果に基づき、それまで一般的な手法であったとしても、より合理的な手法があれば積極的に取り入れています。一方で、裁判の結果によっては、これまで実務では許容されていたバリュエーションの手法がリスクの高いものとなることもあります。本書では日本とデラウェア州の判例を紐解きながら、そのあたりのダイナミックな相互作用を感じてもらえるよう解説を加えています。
書名 |
論点詳解 係争事案における株式価値評価 |
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出版 |
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著者 |
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 |
価格 |
本体4,500円+税 |
出版 |
2016年2月 |
ISBN |
978-4-502-17891-7 |