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ベトナムへの入国に関する最新状況のアップデート

グローバルモビリティ~イミグレーション~ 2021年10月

ベトナムでは、新型コロナウイルス感染症対策が、他国と比較してもかなり厳格に実施され、国内の移動制限も依然として厳しい状況ですが、本稿執筆時点(2021年9月29日)で感染者数が少ない市・省及び感染者数が多い市でも感染者数の少ない地区では、移動や通勤・店舗運営要件等が大幅に緩和され始めています。また、入国制限については、ワクチンパスポート制度の導入による入国後の隔離期間の短縮化も行われる等、少しずつ状況が改善されてきています。

ベトナムへの入国審査については、依然として厳しい状況にありますが、本稿では、ベトナム政府による諸施策を含めた今後の改善見込みも含めて、ベトナムの入国及びワクチンパスポート導入状況を紹介します。

1. ベトナムへの入国状況及びビザ発給遅延の諸要因

1) 複数当局の関与・審査に伴う書類審査の長期化
2) 管轄労働局による審査の厳格化
3) ロックダウンによる物理的な制約

2. 今後の見通し

1) 決議105号の施行
2) ロックダウン緩和に向けた政府関連当局の動向

3. ワクチンパスポートの導入状況

上記についての詳しい解説はPDFよりご確認ください。

 

ベトナムにおける入国状況は、流動的で情報の更新頻度が高いため、常に正しい最終情報を入手できるような内部体制を構築し、派遣先と派遣元で綿密な連携を取っていくことが重要です。一時帰国者については派遣元、派遣先双方での税務面の影響もある為、実務上の取り扱いについては、税務・イミグレーション両面に精通している専門家への照会を強くお勧めします。

 

(1.14MB,PDF)

※本記事は、掲載日時点で有効な日本国あるいは当該国の税法令等に基づくものです。掲載日以降に法令等が変更される可能性がありますが、これに対応して本記事が更新されるものではない点につきご留意ください。

 

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