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物流センターへの自動化設備の導入支援

物流センターへの自動化設備の導入において、物流業務と設備導入のスペシャリストが導入プロセスの推進をサポートし、投資効果の最大化に寄与します。

物流センター運営のおかれている状況

2030年には生産年齢人口が2020年より現状より7%減少し、物流センター運営を行う上で必要な荷役作業員の不足感が、より強まっていくものと予測されます。

そのような労働力不足を背景に、人件費が今後さらに上昇してくることが想定され、生産性向上や労働力の確保・維持に向けた対策を考えなければなりません。

これらの課題を解決するため、運営に必要な人数の削減や、より多様な人材が継続して働けるような環境づくりとして、荷役業務の自動化が今まで以上に重要となっています。
 

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物流センター自動化設備マーケットの状況

労働力不足感の高まりと連動するように、物流センターの自動化投資は増加の一途を辿っており、2010年度の2200億円から2020年度には4000億円と、10年間で2倍近いの市場規模となっています。

また2017年ごろより、物流ロボットといわれる従来の自動化設備とは異なる新たな製品の市場投入が急増し、さらに投資リスクや導入障壁を低減するためにRaaS(ロボット・アズ・ア・サービス)形態で提供する企業も出現し、物流センター自動化に対する関心・機運を高めています。
 

物流システム機器の国内市場規模*1と人手不足状況の推移
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物流センター自動化に向けての壁

しかし、従来の人を中心とした運営とは異なり、設備を中心とした物流センターは状況変化に応じた柔軟な変更が困難であるケースが多く、大きな投資リスクを伴います。

導入にあたっては、変化も見越した、設備選定と工程・作業・レイアウト設計が重要になります。

ところが、実態としては、投資者の設備導入に対する知見や経験の不足、設備ベンダーの物流業務への理解の不足によって、投資者と設備ベンダー間での認識のギャップが生じやすく、「現場の実態や制約が十分に考慮されていない」かつ「設備能力を十分に引き出せていない」状態で導入が進んでしまうことが少なくありません。

こうした背景が、「期待したパフォーマンスが発揮されない」、「想定していたコストを上回る」といった投資者にとって満足できない結果につながっています。

自動化設備導入における期待値と実態の乖離
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構想策定から、導入・稼働後の見直しまでライフライクル全体でのご支援

デロイト トーマツでは、物流センター業務と設備導入に精通したスペシャリストが、構想策定から稼働後の評価/見直しまでライフサイクル全体でのご支援を行い、コスト削減・適正化、投資対効果の最大化、将来変化に強い、物流センターの建設、及び自動化を支援します。
 

物流センターと設備運用のライフサイクルにおける提供可能なサービス
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プロフェッショナル

寺西 雅尚/Masataka Teranishi

寺西 雅尚/Masataka Teranishi

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

日系コンサルティング会社を経て現職。製造・流通・小売・物流業に対して、ロジスティクスを中核としたSCM改革のコンサルティングに従事。DXによる事業変革、サプライチェーン・ロジスティクスのネットワーク再編、物流コスト削減、倉庫自動化、オペレーションのデジタル化などの経験を豊富に有している。戦略を描くだけではなく、現場に落とし込み推進していくことに強みを持つ。 関連するサービス ・サプライチェーン・ネ... さらに見る