サービス

レギュラトリーサービス

デロイト トーマツ グループは、金融機関の経営管理・コンプライアンス・内部監査・リスク管理機能の高度化に向けて、サービス提供を通じて蓄積したノウハウおよびデロイトのグローバルネットワークから得られる最新情報に基づき、内部管理態勢の外部評価から高度化支援までの一貫したサービスを提供します。

今次グローバル金融危機以来、世界の金融機関は新しい金融規制の波にさらされています。一層の自己資本の増強や流動性面での耐制強化を求めるバーゼルⅢに始まり、OTCデリバティブ等の金融取引、再建・破綻計画やリスクアピタイトの確立といったガバナンス、さらにはストレステストやデータ収集といったリスク管理態勢など、規制強化の対象は金融機関経営のあらゆる分野に及んでいます。

規制とは、いわば、公的当局を通じた「社会」という最重要なステークホルダーのメッセージです。こうしたさまざまな規制が出てきた背景には、金融危機に伴う、社会一般の金融業に対するリスク許容度の低下があります。今や、「想定外」として許される事象の範囲は極めて限定的です。こうした中で、金融機関の規制対応には、単に既存の規制の遵守のみならず、常に変化し得るリスク許容度をフォワードルッキングに読み、これに先手を打つ戦略が求められます。