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内部監査の品質評価

多くの企業では、内部監査機能の整備が完了し、内部監査担当者の増員や予算の増加に加え、情報技術を活用した監査手法の導入が進められていますが、ヒト・モノ・カネを揃えただけでは、内部監査の品質は確保できません。日常的な品質管理に加え、定期的な内部評価・外部評価を実施し、内部監査の品質のレベルを確認することによって、品質の高い内部監査を実現することができるのです。

内部監査の品質評価の目的

内部監査の品質評価は主に次の内容を達成することを目的としています。

1.内部監査の信頼性の向上

 内部監査による有効性評価や改善提案が、関係者に信頼され、受け入れられるためには、内部監査の品質が関係者の要求する期待水準を十分満たしていることが保証される必要があります。特に、内部監査人協会の「内部監査の専門職的実施の国際基準」では、外部評価について5年に1度の実施が求められています。

2. 内部監査活動のレベルアップ

 内部監査の品質評価結果の中で、現状の問題点が識別され、改善につなげることにより、内部監査活動・能力のレベルアップにつながります。

 

内部監査品質評価のアプローチ

品質評価結果の報告

品質評価結果の報告は、明確で説得力のあるものでなければ、どれほど効果的な検討を実施しても、品質評価の価値は半減しかねません。有限責任監査法人トーマツでは、得られた所見や資料を入念に分析し、内部監査の品質向上に直結する報告書を作成します。 

作業概要及びスケジュール