インフラ・PPPアドバイザリー（IPA）

国内公共セクター向けサービス

日本国内では、高度経済成長期以降に整備された公共施設やインフラ等の社会資本が、その老朽化に伴い維持更新投資や耐震化、大規模改修等の必要性に迫られています。加えて、少子高齢化等の潮流がもたらす社会資本ニーズへの変化や、財政健全化への要請といった課題に対応していく必要があります。

これらの課題に対する解決策として、コンセッションを含む官民連携の導入が考えられます。デロイト トーマツ グループでは、コンセッション方式など事業型を中心に計画立案から官民連携事業の導入可能性調査を始めとして、アドバイザリーも含めた課題解決のための実行支援を行います。

これまでの実績として、各省庁や地方公共団体に対して、様々な分野（空港、上下水道、運輸（道路、鉄道、港湾）、公益的施設（国営公園、MICE施設、病院）等）において、以下のサービスを提供しています。

• 民営化・PPP/PFI手法の導入可能性調査 
  • 事業環境調査
  • マーケットサウンディング実行支援
  • 事業計画策定支援
• VFM算定支援、事業価値評価、民営化・PPP/PFI導入による財務シミュレーション支援
• 官民連携スキームの構築、事業者選定、契約締結支援などのアドバイザリー業務
• 民営連携スキーム導入後のモニタリング支援
  

国内民間セクター向けサービス

国内の官民連携の導入の動きは、民間セクターにとっては新しいビジネスチャンスにもなりえます。デロイトトーマツグループでは、インフラ・PPP/PFI市場参入戦略の策定、コンソーシアム組成の支援、資金調達に関するアドバイス、そして、契約・交渉面での支援まで、プロセス全体を通して包括的にサポートします。

これまでの実績として、機関投資家等に対して、さまざまな分野（エネルギー、運輸、空港等）において、以下のサービスを提供しています。

• 事業性調査の実施
• 入札提案書および事業計画関連提案書の作成支援
• コンソーシアムの組成サポートや利害調整支援
• 入札スケジュールの管理などのプロジェクトマネジメント業務
• 各種デューデリジェンス
• 財務シミュレーション（収支モデルの作成支援と感度分析の実施）
• ファイナンス実行支援（資金調達のアレンジ、金融機関との条件交渉）
• PPP/PFI実行支援（落札後の交渉、諸契約締結支援）
  

海外プロジェクト関連サービス（公的セクター・民間セクター向け）

政府を中心とした公共セクターによる海外インフラ輸出政策の積極的な推進が行われている中、民間セクターでは海外でのPPP/PFI型を含む各種インフラプロジェクトへの参画や、インフラ関連企業への投資、M&Aが検討されています。

デロイト トーマツ グループでは、グローバル・ネットワークを活かし、初期段階における市場調査から、プロジェクトスキーム検討・導入可能性調査・官民連携でのファイナンス手法、実際の入札に際しての財務シミュレーション、入札提案作成支援、プロジェクトファイナンスのアレンジなど、各種支援サービスを提供します。

これまでの実績として、公的セクター（各省庁、政府系金融機関等）に対しては、国際開発関連サービスを中心に以下のサービスを提供しています。

• 公的機関の海外プロジェクト支援にかかわる官民連携スキーム・事業スキームの検討や導入可能性調査実施
• 本邦金融機関の海外プロジェクトへの出融資（プロジェクトファイナンスなど）にかかわるスキーム検討・財務シミュレーション・財務アドバイザリー
   

また、民間セクター（商社、総合電機会社、ユーティリティ会社等）に対しては、以下のサービスを提供しています。

• 本邦企業の海外PPP/PFIプロジェクトへの入札参画支援
  • 適切な官民連携による事業方式の検討や事業の導入可能性調査の実施などの海外公共セクターに対する提案支援
  • 海外公共セクター関連ビジネスへの新規参入を行うにあたっての各種市場調査
  • 海外プロジェクトへの入札提案作成支援、財務シミュレーション、ファイナンスアレンジなどの入札支援

関連サービス

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