ビエンチャン、ミタパープ病院の救急救命医療体制強化を支援|CSR Blog|Deloitte Japan ブックマークが追加されました
東南アジアの内陸国ラオス。近年、車やバイクが増加し、交通事故も増えきています。まだまだ整備不十分なラオスの救急救命の現場に対して支援を行いました。
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社では、私たちのサービスのひとつである国際開発アドバイザリーを通じ、これまでJICA等の国際開発機関によるさまざまなプロジェクトへ参画し、開発途上国の発展に貢献してきました。特に2019年に入ってから、この知見と経験を生かし、デロイトとして行っているWorldClassの活動に資するCSR活動の一環として、デロイト トーマツ グループ一体での取り組みを行っています。
ラオスは、近年交通事故が増加し、急性疾患などと合わせて救急医療のニーズが増加しています。ラオスには公的な救急搬送サービスは無く、現状ではボランティア団体、民間企業による搬送に頼るしかありません。
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社を含むデロイト トーマツ グループは日本の有志研究会(国際交通救急研究会:Japan Association for Global RTA&EMS(JAGRE))を通じ、ミタパープ病院に支援を行いました。
今回の支援で、民間の救急レスキューチームとの通信用として14台の車載用スマートフォン、病院に設置するモニター、管理用コンピューターが整備されました。今後、ミタパープ病院は、このスマートフォンを利用し、病院による救急活動の一元管理を目指します。
今回の活動は、ラオスにおけるSDGs目標3(保健)の 「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」および「2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる」活動の支援となっています。
今後もデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社では国際開発アドバイザリーやCSR活動を通じて、開発途上国のSDGs達成、課題解決に貢献していきます。
WorldClassは、教育(Education)、スキル開発(Skills)、機会創出(Opportunity)の 3分野で、2030年までに全世界で累計5千万人の人々に対してポジティブなインパクトを及ぼすことを目指すDeloitteのグローバルな取り組みです。この一環として、デロイト トーマツ グループにおいても、2030年までに200万人の人々に対してインパクトを及ぼすことを目標に掲げ、取り組みを推進していきます。
経済や社会の変化のスピードが一層高まる中で、すべての人々が能力を発揮して自立・活躍できる環境を整えていくために、世界最大級のプロフェッショナルファームとしての強みを活かして、様々なステークホルダーとともに、幅広い角度からのインパクトを最大限に追求することを目標としています。