日比谷公園の花壇の植栽ボランティア活動/第45回 ブックマークが追加されました
2023年10月25日、デロイト トーマツ グループの社員・職員およびその家族等66名のボランティアが集まり、 日比谷公園(東京都千代田区)の花壇にて花苗の植替え作業を行いました。
今回は初めての平日午後の開催となり、多くの社職員がそれぞれの職場から足を運びました。
「これから、植替え作業を開始するぞ~!!」
デロイト トーマツ グループは、地域社会で果たすべき役割、責務とは何かを考え、オフィスのある日本各地で活動を展開しています。環境整備、教育支援活動などのさまざまな取り組みを通じて、地域や社会の発展に貢献しています。
【参考】地域や社会のために
東京では日比谷公園内の花壇の植栽ボランティア活動を2006年から開始し、今回は第45回目の活動となります。グループの各法人から家族等を含め66名の参加者が集まり、好天のもと、パンジー、ビオラ、白妙菊をバランスよく植え付けました。
「まずは、前回植え付けた花苗や雑草を抜いていきます」
最初に日比谷公園のサービスセンター職員から、日比谷公園の歴史のお話や、開催中のガーデニングショーのことなどをご紹介いただきました。続けて、第1回目の活動時からご指導を頂いている造園アドバイザーの大場里美さんから作業方法や注意事項の説明を受け、まずは除草作業をスタートしました。スコップや熊手、箒などを手に、花壇の周りの落ち葉や雑草をきれいに取り除きながら、前回5月に植えたサルビア、トレニア、ユーフォルビアの苗を掘り起こしました。思いのほか、雑草が多く、手こずる場面もありましたが、土を掘り起こし、スコップでしっかりと耕していきました。古い根や害虫などを駆除し、腐葉土や珪酸塩白土を混ぜ込んでふかふかの土づくりを行いました。土づくりの後は、植え付ける花苗を並べて、植え付ける位置、どの角度からも花壇を見ても美しく見えることを意識しながら植え付けていきます。浅すぎても深すぎても苗が枯れてしまうため、深さを調節しながら丁寧に、花苗の成長を願いながら植え付けていきました。まだまだ暑い日が続くことが予想されたため、植え付けた苗と花壇の土が一体化するようにたっぷりと水やりを行いました。
「バランスを考えながらの植え付け。花壇の見た目、花苗の生育にとって大事な作業です。」
ボランティア活動時には、子どもを含む家族の参加も呼びかけ、次世代を担う子どもたちには、活動を通して移り行く自然の営みや環境保全の大切さを学んでもらえるよう働きかけを行っています。慣れないながらも、家族や大人たちに助けられたり真似たりしながら作業に取り組む様子が見られました。
「子どもも積極的に活動に参加し、ボランティアマインドを身に着けていきます。」
今年で17年目を迎えた日比谷公園内でのボランティア活動は、在京のデロイト トーマツ グループ内では人気のボランティア活動です。今回は初めての平日開催ということもあり、約9割が初めて参加するメンバーでした。グループの各法人から多くのメンバーが参加し、日頃は所属法人も勤務場所も異なる接点の少ない参加者同士でしたが、当日はそれぞれ協力し合い、土を触り、花を植え付ける作業を通してお互いが自然と会話を交わしていました。在宅勤務がベースとなった働く環境の変化のなか、コミュニケーションの良い機会にもなったようでした。
【参加メンバーから寄せられた声】
デロイト トーマツ グループは、多くの人々が訪れる都心の公園において、季節が感じられ、来園者が笑顔になるような花壇作りを目指して、今後もボランティア活動を継続し、また、この活動を通して次世代を担う子どもたちに環境教育の一環として、自然の大切さを伝えていきます。
「藁を敷き、寒さに備えて冬支度」