Posted: 17 Oct. 2022 3 min. read

Women in Tech on Deloitte Digital Week 2022

テクノロジーキャリアの興味を変えた”Women in Tech”~未来が私を求めてる~

Women in Techは、Deloitte Digitalが主催するイベント「Deloitte Digital Week 2022」に登壇しました。

「Deloitte Digital Week」は、Well-being、教育、サステナビリティ、スポーツ、エンターテイメント、ビジネス等のテーマのもと、産官学の様々な分野のトップランナーとのセッションやデジタル・テクノロジーの最新事例を通じて、未知なる明日を共に拓くインスピレーションを届けるイベントです。

2年目を迎えた2022年は「Connect・Empower・Beyond -デジタルで共・感・動を創る5日間」をテーマに5月23日(月)~27日(金)に全28セッションを開催し、Women in TechはDay1に登壇しました。

Day1のテーマは「Purpose」。「デジタル」と「人間らしさ」を融合して社会課題解決に取り組むトップランナーとして、活動をリードする大久保理絵(*1)と松森理恵(*2)、アドバイザリーの宮丸正人(*3)が対談形式でお送りしました。

※所属・役職は当時
(*1) デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 デロイト トーマツ グループ DEIリーダー
(*2) デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 ディレクター
(*3) デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員/ビジネスデザイン&コンフィグレーションリーダー

Women in Techのセッションテーマは「テクノロジーキャリアの興味を変えた”Women in Tech”~未来が私を求めてる~」です。「誰もが自分で未来を描ける世界を創りたい」という思いの元、その第一歩としてデロイト トーマツは、テクノロジー領域における女性の活躍を推進するWomen in Techの活動を始めた経緯から具体的な活動までを、様々な取り組みで協業した方々のビデオメッセージを交えて紹介しました。

Deloitte Digital Week 2022の聴講者の多くは、企業や産官学の組織におけるリーダーや次世代リーダー候補の方々です。そこでWomen in Techのセッションでは、リーダー層の皆様に「自分たちができること」を考えていただくことをゴールとし、デジタル領域への女性進出がままならない日本の現状や女子学生のテクノロジー領域への忌避感といった私たちが抱く課題意識と、誰もが自分で未来を描ける世界への可能性を共有しました。本コラムではセッションの冒頭、「活動を始めた経緯」をご紹介したいと思います。

Women in Techの活動のきっかけは採用活動でした。元より、デロイト トーマツは男女共同参画に意識高く取り組んできましたが、採用市場のアンバランスさが原因でデジタル領域の人材を拡充しようとすると、男女比のバランスが崩れてしまうという壁にぶつかりました。なぜデジタル領域で活躍する女性が少ないのか、この現状を受け入れてしまってよいのだろうか・・・、「Lead the Way―より良い明日を創るために、進むべき未踏の道を指し示す―」を体現する我々の中で問題意識が膨れ上がったのです。

採用市場のアンバランスさに対する問題意識からスタートしていたこともあり、当初はキャリア層や大学生をターゲットとした活動を想定していました。しかしながら原因を深堀するうちに、中高生の段階から将来の選択肢を広げる必要があるという気づきを経て、採用や会社の利益といったリターンを度外視して、「社会課題解決に向けた投資をする」という経営判断に至りました。

Women in Techでは、我々デロイト トーマツ自身のためではなく、日本や一人ひとりの未来のために活動しています。この思いに共感し、一歩を踏み出す仲間が一人でも多く増えることを願っています。

 

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