満たされる好奇心、SAPの世界でワクワク感が止まらない ブックマークが追加されました
好奇心旺盛で、新しいことに出会うとワクワクする。このワクワク感を仕事に活かしたくて、辿り着いたのがSAPコンサルの仕事だった。この世界で誰かの役に立ちたいと彼女が描く、今後の未来とは?
デロイト トーマツ コンサルティング
Globalizing Digital Enterprise (g-DE) マネージャー M.R
大学の授業の合間でできる学内バイトを探していた時に、聴覚障がいのある学生をサポートするバイト(隣で一緒に講義を聞いて代わりにノートをとる)を見つけ、アルバイトとして収入を得られる上に困っている人の助けになれて、さらに他学部の講義が聞けるなんて最高だな、と思って参加していました。そのおかげもあって、大学でいろんな講義を聞けるのはとっても楽しかった。そんな経験から、自分は好奇心がかなり旺盛で、人の役に立つことにやりがいを見出すタイプだと気が付いて現在に至ります。
そもそもテクノロジーキャリアというよりは、コンサルタントになりたかったんですよね。大学受験の年にちょうどリーマンショックを迎え、日常でニュースを見たり、周りから話を聞いたりするうちに、自分も日本経済のために何かできないかと考え始めました。いろいろと調べて、コンサルタントという仕事だといろいろな企業の手伝いができると知って、大学に入る前からコンサルタントという仕事に興味がありました。(それまでは法学部に行って弁護士になろうとしていました!)
その中でテクノロジーコンサルのキャリアを選んだのは、テクノロジーという要素が私の性格にあっていたから。テクノロジーの世界では日々の進化が本当に目まぐるしく、新しい発見だとか、知識の習得が大好きな私にはぴったりだと思いました。また、テクノロジーの仕事はチームを組んで進めることが多いと知って、チームワーク重視のワークスタイルにも惹かれました。新卒一社目で入ったテクノロジーコンサルティング会社の皆さんの人柄が良かったというのも大きいかもしれません。笑 新卒で入った会社でたまたまSAPプロジェクトにアサインされたことをきっかけに、SAPの世界へ飛び込みました。
たくさんありますよ。まずは、システムってロジカルに動くから面白い。与えられた要件を攻略するロジックを思いついた時はすごく楽しいです。ゲームやパズルを解いている感じに近いですね。あとは、私は昔からコツコツ勉強するのが結構好きなタイプなので、テクノロジーの仕事でも、出来ないことが出来るようになったり、知識と知識が繋がる瞬間に出会うのはすごく好きですね。私みたいに好奇心旺盛で探求心が溢れる方には向いていると思います。
私は新卒の際に未経験でこの業界に入り、そこからキャリアをスタートさせましたが、こつこつ勉強して資格を取って、そこで得た知識を業務に生かして、というサイクルを回していくことでスキルをどんどん身に着けていけることも魅力だと思っています。社内研修や学習コンテンツも充実しているので、努力が実を結びやすいと思いますね。
今は国内大手企業でのシステム導入プロジェクトに携わっています。スコープは会計から調達、製造に至るまで幅広いのですが、私はちょうど販売チームから物流チームに移動したところで、業務の要件定義を担当しています。100名近いメンバーが参加する大きなプロジェクトですが、プロジェクトの雰囲気は良く、とても働きやすいです。定期的にプロジェクト全体でチームビルディングの企画が催されていて、プロジェクトのメンバーの思いや経験を共有する場があります。この間は、メンバー総勢50名でボーリング大会を行いました!
働き方と言えば、家庭ではまだ小さい子どもいるので、私は時短勤務もできる、社内のワーキングプログラム制度を活用しながら働いています。デロイト トーマツに入社するタイミングで、時短勤務の相談をしていたので、その前提で今も役割やタスク量の調整をしてもらっています。今のプロジェクトはリモートワークが基本なので、お昼休みを有効に使えるというのも有難いです。どうしても忙しい時は、家事はなるべくコンパクトにして、掃除はルンバに任せたり、お惣菜サービスを利用してみたり、あまり頑張りすぎないというのも意識しています。デロイト トーマツ グループではWell-beingへの考え方や、ダイバーシティを尊重する精神はだいぶ浸透していると思います。自分が進みたいキャリアを大事にしつつ、会社やチーム、家族からもサポートをもらえるというのは、自分らしさを保つことにも繋がっていて、とても助かっています。
チームの半数以上が働くママ、というプロジェクトがあるのですが、チームの働き方改革が進んだ結果、男性側の意識も変わってきたというエピソードがあります。女性だけでなく、男性も育児を優先して仕事を調整するのが当たり前になってくると、もっと違った未来が創られるのかもしれません。働くことの価値観や時間の使い方がうまく揃ってくると、お互いの配慮がしやすくなり、チームとしての結束力も高まると思います。そういった世の中が進めば、もしかすると、ワーキングプログラムといった制度自体いらなくなるのかもしれませんね。男女関係なく、両面から意識することで、社会にポジティブなインパクトの連鎖ができると良いなと思います。
私には10年間のSAP知見と経験があります。SAPはビジネスの根幹を支えるテクノロジーなので、この知識をベースにして、今後は経営層のよき相談相手となれるようなキャリアを開拓していきたいです。私はSCM領域に強みを置いていますが、日本におけるサプライチェーンの構造や仕組みを熟知し、ビジネスのベストプラクティスをアドバイザリーできるような、そんな存在になりたいと思います。