Posted: 09 Mar. 2023 3 min. read

未来ワークショップ@三原市

テクノロジーを身近に体感し、課題解決に活用するアイデアを出し合う

2023年2月26日、デロイト トーマツ グループのWomen in Techは三原市の小学5年生、6年生(計10名)に対して、三原高校(高校生3名)とともに、「未来ワークショップ@三原市」を開催しました。無限の可能性を秘めた学生の皆さんに、これからの未来を創造していく手がかりの一つとなる「未来ワークショップ」を開催してきましたが、今回は①過去の未来ワークショップに参加した高校生がファシリテーターを担ったこと、②小学生を対象としたワークショップだったこと、の2点が新しい試みとなりました。

本ワークショップは三原市の児童館「ラフラフ」にて対面で開催しました。最初のパートではテクノロジー体験として、一人ひとりが手元のタブレットからメタバース空間に入り、その中で謎解きをし、その答えの動物の置物に集まるという簡単なゲームを行い、メタバース空間を味わっていただきました。続いて、ビジョニングセッションでは「学校で何を変えたいか」という身近な問いに対して、「こうなったらいいな」というそれぞれの思いが実現された世界をイメージする体験をしました。参加児童からは「『こうなったらいいな』という理想をみんなで話し合った事がとてもたのしかった。みんなも同じような事を考えていて面白かった。」という感想をいただきました。

 

参加者の小学生は様々なテクノロジーを授業形式で学び、そこで学んだテクノロジーを使って「給食・部活という身近な場面」×「SDGs課題」を解決するためのアイデアも出し合いました。

これまでファシリテーターはデロイト トーマツ グループの社員・職員のみでしたが、今回は2022年11月の未来ワークショップ@三原高校の参加学生のうち3名がファシリテーターとして関与しました。これは、高校生が児童館でボランティアをするなど、地域のつながりが強い三原市ならではの企画アイデアによるものです。円滑な実施のため、デロイト トーマツ グループは事前に現地に赴き、高校生に対してファシリテーター養成講座も実施しました。高校生にとってはチャレンジングな部分もあったと思いますが、真剣にファシリテーションの技術を学び、それを本番で十分に生かしてくださいました。

参加者の小学生から「自分のチームの提案を話しあったり、他のチームの提案を聞いたり、テクノロジーの凄さがとても伝わってきて、テクノロジーについて、初めよりも、もっと興味が高まりました。楽しかったです。」という嬉しい感想をいただけるようなグループワークとなりました。

 

今回のイベントでは高校生と協力して小学生向けに実施し、デロイト トーマツ グループの未来ワークショップは新たなステージに進むことができました。

私たちは、未来を創造する原動力は人の「~したい」という“思い”だと考えています。未来ワークショップに参加して、一つ一つ小さいかもしれない「~したい」という思いを集めて、「もっとよい世界のイメージ」を膨らませた経験が、これからの世界を創っていく皆さんの引き出しの一つとなるよう、これからも取り組みを続けていきます。

 

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