育児をしながら働くコンサルタントの座談会

働き方は自ら選択し、変えていくことができる

大久保 理絵/執行役員2012年入社
A/マネジャー2011年入社(男性)
K/シニアコンサルタント2015年入社(女性)

Q.DTCにおいて、どのような働き方をしていますか?

大久保. 私が入社した2012年時点で子供は3歳でした。子育て中は、全面的に出張を外してもらうのが一般的ですが、私の上司は、私が出張するための社内外に向けた調整を支援してくれました。加えて、夫の会社も理解があるので、夫が周囲に気を遣って急な保育園のお迎えに行けないということもありませんでした。私の抱える責任を、それが仕事関係であるか否かに関わらずどう果たすかを周囲が本気で考えてくれたことで、必要であれば出張や残業も含む仕事の仕方ができていると思っています。

Q.Aさんは、DTCのワーキングプログラム(以下略:WP)を利用されていますよね。男性の利用者は多いですか?

A. 年々増えてはいるものの、女性のWP利用者と比較すると現状では少ないですね。僕自身も以前から検討していたのですが、正直に言うと、先駆者になることにためらいがあり、なかなか踏ん切りがつきませんでした。

Q.それが男性の実情かもしれません。その上でなぜWPを利用しようと思ったのですか?

A. 妻が体調を崩した時期があり、家庭内の育児のバランスが乱れたことが直接的な理由です。WP利用前も朝は保育所に寄ってから出社していましたが、夕方もとなると、やはりなかなか厳しくて。やがて臨界に達したというか、生活自体が綱渡りになってしまい、もう限界だと悟ったところで同じユニットの男性が似たような状況にあったので、二人同時にWPを取り入れました。

Q.利用してみていかがでしたか?

A. 気持ちが楽になりました。状況を明確にしたことで、職場も家庭もすっきりです。プロジェクトメンバーの理解・協力のおかげもあり、今は定時に上がり、子供を迎えに行き、必要があれば早起きして家でも仕事をしています。

Q.Kさんはいかがですか?

K. 私は二人の子供を抱えるシングルマザーです。上の子を抱えながらビジネススクールに通い、ダイバーシティを自分のテーマとし論文を書きました。DTCにはその論文を持って入社しました。というのは個人の事情に過ぎませんが、WPを活用しながら、いつでもベストな自分の働き方を選べることがとてもありがたいです。

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