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Just Transition(公正な移行)を念頭に脱炭素化への現実解を指し示す

Planetary Well-being

気候変動への対応を中心とする地球環境問題の解決は、Planetary Well-being(プラネタリー ウェルビーイング)の実現に直結するものです。デロイト トーマツは、カーボンニュートラルへの移行に向けてJust Transition(公正な移行)という考え方を提唱し、新たな社会的弱者を生み出さないこと(Leave no one behind)を念頭において、経済社会システム全体の変革を促す現実解を指し示すことに努めています。そのために、気候変動に関する様々な領域の専門性を有するメンバーが横断的にカーボンニュートラルの実現に向けた変革を支援する体制を構築しています。グループ全体の活動としてスケールとスピードを持ちながら、産官学の垣根をこえた連携や業種・業界横断的なエコシステムの形成を通じた実効性のある変革のあり方を構想し、その具現化を進めています。

2021年10月には、その活動の一環として、脱炭素化の諸課題の解決に向けて、日本の強みを生かした勝ち筋とカーボンニュートラル達成の現実解を地域社会や産業界、企業に提供すべく、デロイトトーマツの知見をまとめた書籍「グリーン・トランスフォーメーション戦略」を発行しました。また以下のような具体的な活動を行っています。

さらに2022年6月には、より持続可能な未来に向けた道筋へとクライアントを導くためのグローバルの取り組みである「Sustainability & Climate」と足並みをそろえ活動を進化しています。

地域のエネルギートランジション

デロイト トーマツは再生可能エネルギーのポテンシャルと需要がある北海道にて脱炭素の取り組みを推進していくための官民連携プロジェクトを支援しています。苫小牧市や室蘭市において国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託により、コンサルタントとして黒子の役割を担いながら、事業化のビジョンや仮説を作り、実現に向けたディスカッションをサポートしています。

  •  苫小牧市:石油資源開発株式会社とともに、北海道苫小牧市で地域全体の温室効果ガス排出量実質ゼロの実現に向けた産業間の連携の取り組みを継続実施。苫小牧で排出されるCO2を再生可能エネルギー導入で削減しつつ、削減できないCO2は都市内で循環・貯留することで苫小牧全体のゼロエミッション化を目指す
  • 室蘭市:日本製鋼所M&E株式会社とともに、CO2削減が難しい製鉄・鉄鋼業を主要な産業とする室蘭市において、日本全国の「鉄の街」の脱炭素先行モデルとして、大規模な水素導入モデルを検討する。さらに、室蘭から、苫小牧・千歳・札幌を結ぶJカーブ経済圏に向けた水素供給基地となることで、北海道内でのカーボンニュートラル達成に貢献することを目指す
     

企業の非財務情報開示

近年、非財務・サステナビリティ情報が投資判断においても重要な情報源として注視されています。東京証券取引所「プライム市場」では気候変動関連の事業リスクをTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース:Task Force on Climate-related Financial Disclosures )またはそれと同等の枠組みに基づき開示することを求めており、さらに、政府による有価証券報告書におけるサステナビリティ情報の開示の義務化が検討されています。このように非財務情報の重要性が高まる中で、デロイト トーマツは非財務情報開示の体制構築強化に加え、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース:Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)をはじめとする生物多様性に関する包括的戦略策定支援を開始する等、企業の本格的な仕組みづくりを支援するサービスを拡充しています。

 

(2022年10月発行)

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