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お知らせ
リスクチェーンモデルの応用事例ウェビナーを東京大学未来ビジョン研究センターと共同で開催
Risk Chain Model to Practice「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)での市民とのまちづくりワークショップへの活用」
2023年3月6日に開催される東京大学未来ビジョン研究センター主催ウェビナー『リスクチェーンモデルの応用事例ウェビナー Risk Chain Model to Practice「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)での市民とのまちづくりワークショップへの活用」』にデロイト トーマツ グループのプロフェッショナルが登壇します。
人工知能(AI)サービスの社会実装が拡大する一方で、AIの信頼性や透明性に関する問題が課題となり、各国・企業においてガイドライン策定やツール開発などの様々なアプローチが開発されています。しかし、AIサービス毎に重要なリスクが異なる、AIモデルだけではリスクを十分に対応し続けることができない可能性がある、ユーザーを含む人間がリスク要因になる可能性があるなどの課題から各アプローチを十分に実践できていない状況があります。
これらの課題を解決するために、東京大学の研究グループはAIサービスの「実現すべき価値・目的」を確保し続けるためのフレームワークとして「リスクチェーンモデル」を開発しました。本イベントではリスクチェーンモデル」の様々な応用事例を研究発表することで、その一連の検討過程を元に実践に落とすためのイメージを掴めるようにすることを目的としています。
スマートシティにおいてAIを利活用する場合、街の環境変化による影響はないか、市民を公平に判断しているか、安全な市民生活に影響を及ぼさないか、市民との合意形成を図れるかといったリスクを検討する必要があり、このようなリスクは開発者だけでは十分に検討することが難しく、市民を含む様々なステークホルダーとの議論が必要になります。
柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)「みんなのまちづくりスタジオ」では、市民主体での「AIカメラ」活用ユースケース検討のワークショップが約4ヶ月の期間で実施されていました。その検討過程において、市民が「リスクチェーンモデル」を主体的に活用し、各ユースケースに関連する重要なリスクとその対策の検討を行いました。
本イベントではこの市民とのワークショップ実施内容について研究発表を行い、複数の専門家によるパネルディスカッションを踏まえ、日本におけるシビックテック浸透に向けて、市民主体でのAIサービスに係るリスクマネジメントを十分に検討できるのかという討議を行います。
本イベントへの参加は事前登録制となっています。イベントの詳細・申込は、東京大学未来ビジョン研究センターのウェブサイトよりご確認ください。
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event/14819/ (外部サイト)
Risk Chain Model to Practice「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)での市民とのまちづくりワークショップへの活用」
日程:2023年3月6日(月)
時間:10:00-12:00
主催:東京大学未来ビジョン研究センター
共催:デロイト トーマツ グループ Deloitte AI Institute
協力:柏の葉アーバンデザインセンター/UDCKタウンマネジメント/世界経済フォーラム 第四次産業革命センター日本支部/日立東大ラボ
<プログラム>
10:00-10:05 開会挨拶
城山 英明(東京大学未来ビジョン研究センター センター長)
10:05-10:15 リスクチェーンモデルの説明
松本 敬史(東京大学未来ビジョン研究センター/デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)
10:15-10:25 柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)「みんなのまちづくりスタジオ」の紹介
八崎 篤(柏の葉アーバンデザインセンター)
10:25-10:40 UDCKみんなのまちづくりスタジオ「AIカメラ編」における「リスクチェーンモデル」の活用例
大山 浩太(UDCKタウンマネジメント)
10:40-11:20 パネルディスカッション①(ワークショップからのフィードバック)
ワークショップ参加者(柏の葉地域の市民)
ワークショップ企画・運営:八崎 篤(柏の葉アーバンデザインセンター)
ワークショップ企画・運営:笹尾 知世(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 ハビタット・イノベーション研究社会連携講座 特任研究員)
司会:松本 敬史(東京大学未来ビジョン研究センター/デロイト トーマツ グループ Deloitte AI Institute)
11:20-11:50 パネルディスカッション②(市民がAIを信頼できるか/使いこなせるか)
隅屋 輝佳(世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター/Pnika)
黒澤 寿彦(柏の葉アーバンデザインセンター)
一言 太郎(ニューラルポケット)
宮﨑 光世(兵庫大学 現代ビジネス学部 教授/神戸市CDO補佐官)
司会:江間 有沙(東京大学未来ビジョン研究センター 准教授)
11:50-11:55 ワークショップを踏まえたコメント
森 正弥(デロイト トーマツ グループ Deloitte AI Institute 所長)
11:55-12:00 閉会挨拶
江間 有沙(東京大学未来ビジョン研究センター 准教授)
デロイト トーマツ グループは、東京大学未来ビジョン研究センターと共同でAIガバナンスやAIの公平性に関する研究を行っており、学会等で論文発表を行っています。また、デロイト トーマツ グループにおいてはDeloitte AI Instituteを中心にAIの健全な社会実装を目的とした啓発活動を実施しています。