コーポレート情報

包括代表からのご挨拶 

日本の未来に新たな価値を

有限責任監査法人トーマツ 包括代表の國井泰成からのメッセージをお届けします。

2021年1月

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響が世界レベルで顕在化し、様々な場面で大きな影響を及ぼしました。これら影響は広く社会活動や企業の経済活動そのものの課題を浮き彫りにし、今までの価値観を改めて見直す必要が生じています。また、従来から進められていたビジネスモデルの変革をもたらすデジタルトランスフォーメーション(DX)が、より一層加速する結果となりました。
このような中、2021年においても資本市場の信頼を支える使命を有する監査法人においては、多様化する価値観やDXに適切に対応し、様々なステークホルダーからの期待に応え日本の未来に貢献することが求められています。

企業からは不確実性が増加していることに起因する経営課題に対して、独立した立場からのガバナンス改善や経営戦略に資するインサイトの提供が期待されています。
資本市場における様々なステークホルダーからは企業価値向上やSDGs(持続可能な開発目標)といった課題解決、さらに非財務情報の信頼性に対する保証の付与といった新たな役割による貢献が監査法人に求められています。また、従業員からの新たな働き方に関する多様な期待にも応える必要があります。
これら期待を的確かつ適時に把握し応えるために、ステークホルダーと深度あるコミュニケーションを継続して実施する他、監査品質のモニタリングを含めた品質管理体制の継続的な改善、アドバイザリー業務による経営高度化への貢献、さらに会計・監査知識に加え洞察力や対話力を有する人財の育成などの施策を引き続き進めていくことが重要となります。環境変化が厳しい今だからこそ、ステークホルダーが求める期待に応えるべくこれら価値創出に注力する所存です。

これまでトーマツでは、「Audit Innovation部」を2019年に編成し監査業務のデジタル化を推し進め、機械学習等の人工知能を用いながら大規模かつ広範なデータを活用するAudit Analytics®を全ての上場する当法人監査先に適用する等、監査業務の高度化・効率化を通じて付加価値のある洞察や知見を追求してきました。また、大手国内監査法人初のクラウドベースのリスク分析サービス(Risk Analytics on Cloud)や画像解析AIによる紙文書のデジタル化(Deep ICR®)等を提供し経営管理のイノベーションに貢献できるよう取り組んでいます。

一方、どれほどデジタル化が進んでも価値創出の中心は人です。トーマツでは、中長期視点に基づく人財モデルの再定義を行い、最大限のパフォーマンスを発揮しイノベーションを創出するためのD&I(Diversity & Inclusion)にも重点を置きながら、全ての専門家がテクノロジーに関する十分な知見(Tech Savvy)と価値創造の源泉となる人間力を有する体制への移行を加速しています。

ステークホルダーから選ばれる監査法人であり続けるため、多様な人財と品質に支えられたイノベーションと価値創造により社会的な課題の解決に貢献することで、日本の未来に新たな価値を提供して参ります。

有限責任監査法人トーマツ 包括代表
國井 泰成

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