コーポレート情報

包括代表からのご挨拶 

期待と責任の重さに、品質で応えます

有限責任監査法人トーマツ 包括代表の觀恒平からのメッセージをお届けします。

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2017年1月

2016年は世界が大きく動いた年でした。英国のEU離脱や米国の大統領選等、世界が激しく変化する中、こうした社会や環境の動きに素早く対応することが求められています。また、監査法人業界においても、昨今の会計・監査に関する不祥事を背景に、金融庁が設定した「会計監査の在り方に関する懇談会」から提言がなされるなど、社会に対する説明責任がより強く問われています。その中で、企業の行動規範を定めたコーポレートガバナンス・コードに続き、監査法人に対してもガバナンス・コードが新たに策定され、最終確定に向けた手続きが進められており、経営の透明化に向けた変革への期待が高まっています。こうした変化に柔軟に対応し変えていくことが大切である一方、常に変わらないもの、変えてはならないものがあります。私たちトーマツにとって、それはこれまでの歴史に裏付けされた文化であり、品質に対する考えです。1968年5月、初の全国規模の監査法人として等松・青木監査法人が誕生して以来、一貫して品質を重視してきました。直近では、社会からの期待と責任の重さに応えるべく、トーマツの考える「高品質な監査」を定義した『Audit Quality Report』を初めて2016年12月に発行し、監査先企業を含めたステークホルダーの皆さまに対し監査品質について発信し、理解促進に努めています。トーマツでは、職業的懐疑心を発揮し、不正等を見逃さないとの社会の期待に応え、監査を通じて得た洞察に基づく率直な提言により、企業の健全な成長に寄与すること、これを高品質な監査と考えています。この高品質な監査こそが、私たちトーマツが絶えず磨き続けていくべき強みであり、企業と社会への「信頼と安心感の提供」を使命として心に刻んでいます。「Quality first」のスローガンのもと、企業の財務報告の信頼性の保証を通じた経済社会の健全な発展に貢献するため、一人一人が常に社会的使命を胸に、法人一丸となって高品質な監査を実現してまいります。

また、トーマツは監査とともに、アドバイザリーを事業の両輪としています。2016年は、世界的な不確実性が増す中、リスクアペタイト・フレームワークを活用して、経営者が自社の戦略に関するリスクに対してより効果的な議論ができるよう、ファイナンス、アナリティクスを駆使したサービスの提供に注力しました。最近注目されているサイバーセキュリティの分野では、政府、企業、各種団体を狙った標的型攻撃の急増を背景に、サイバー インテリジェンス センターを2016年5月に開設する等、サイバー攻撃等の分析機能とコンサルティング機能を融合し、高度なサービスを提供できる体制を整えました。今後もコーポレートガバナンス、レギュレーション対応、リスクマネジメントといったアドバイザリーサービスの提供を通じて監査先企業の経営の高度化に貢献すること、最新のIT、金融技術を用いた内部専門家として監査業務の高度化に貢献することを目指していきます。

さらに、足元で注力しているのは「イノベーション」です。トーマツは、先進性をもって業界をリードしていきます。アナリティクスや人工知能(AI)、ロボティクスを活用することで、新たな洞察の獲得による提供価値の向上を実現します。監査実務においてすでにAIの活用が進んでいる領域もありますが、これをより広範な領域に適用し、AIを核としたテクノロジーによる先進性を具現化することで、機械に任せる部分は任せ、人でなければ価値を出せない領域に、より多くの時間を費やすことで、価値を高めます。

既成の考え方にとらわれることなく変化することは、働き方や組織そのものを変えていくことにもなると考えています。変化を自ら積極的に作り出すことによって、一人一人のプロフェッショナルがやりがいと可能性を見出し、輝き続けることができる環境を実現し、将来にわたって社会とクライアントの期待に応えていきます。誠実性、社会やクライアントとの信頼、そして、決して毀損してはならない品質という、変えてはならないものを守り続けるため、イノベーションを予断なく強力に進めてまいります。

 

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