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兵庫県立大学附属高等学校で「会社運営」をサポート

専門性を生かした教育支援

2016年9月より16週間に渡り、兵庫県立大学附属高等学校でスチューデントカンパニープログラムを開催しました。大阪事務所からスタッフを派遣し、「社外取締役」として生徒さんたちへの指導を行いました。

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スチューデントカンパニープログラムとは

スチューデントカンパニープログラム(SCP)は、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本が主催する実務体験型の経済教育プログラムです。生徒が学校の中に資本金2万円(200円/株×100株)で株式会社を設立し、商品の開発・生産・販売を行って、その経営成果を16週間後の株主総会で発表するというプログラムで、生徒たちは擬似的とはいえ、実際の会社経営で発生するような課題や困難を経験することを通じて、組織運営や経営の難しさを経験したり、意思決定力を育成することが出来ます。このたびは、大阪事務所から山本祥子(有限責任監査法人トーマツ)、西尾祐之(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)が参加し、「社外取締役」として生徒さんたちへの指導にあたりました。

SCP導入から11年目

兵庫県立大学附属高等学校(兵庫県赤穂郡上郡町)は、男女共学の中高一貫校で、兵庫県立大学に進学する予定の高校3年生が選択する授業「経営学演習」にSCPを導入しています。SCP導入から11年目の今年は兵庫県立大学環境人間学部と経営学部に進学予定の13名がこの授業を選択しました。まずは、会社の「顔」となる社長を選出することから始まりました。高校生として社長になることは滅多にない機会です。我こそはと2名が立候補し、投票の結果、第11代目の社長が誕生しました。社名は、「株式会社すみれ」とし、会社運営がスタートしました。体育大会や定期考査など、高校生活ならではの時間の制約もあり、特に社長を務めた生徒さんには焦りを感じることもあったようですが、ブックカバー、ティッシュカバー、シュシュ、ヘアピンを商品として開発し、販売活動を続けました。
2017年2月2日に行われた附属高校内での株主総会では、経営方針や、営業目標、材料費や財務諸表の数字等について質問攻めにあいました。2月8日は兵庫県立大学経営学部の先生方に出資いただいているため、大学において2回目の株主総会が行われ、さらに2月25日は神戸ベンチャー研究会での発表を終え、11回目のSCPは終了となりました。最終的には、株式会社すみれの利益処分のうち、¥27,607は熊本地震災害義援金として、活動中に会社が支払った税金やオフィス賃料など¥50,000を熊本城復元整備基金として寄付を行うといった素晴らしい経営成績を残しました。
※兵庫県立大学附属高等学校のWebサイトでは、「経営学演習」の授業の様子を「SCPニュース」として掲載しています。
http://www.ahs.u-hyogo.ac.jp/

SCPを終えて

生徒さんたちからは、「今まで消費者側の視点しかなかったが、販売の時に準備段階から多くの人が動いていることが分かった」「人を動かすのは思い通りにならないと感じた。役員は大変だった」といった感想が述べられました。この1年で、いろいろな壁にぶつかりながらも、力を合わせながら乗り越え、生徒さんたちはしっかり成長できました。社会人となった後、この1年を振り返り懐かしく思い出す日が来ることでしょう。また、「社外取締役」として参加した二人は、「高校生の新鮮な思いに触れ触発された」「その数字ができるまでの苦労に接する経験ができ、自分の仕事を見直すきっかけになった」と感想を述べています。デロイト トーマツ グループでは、次世代を担う若者の教育支援を今後も拡充していきます。

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