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日本赤十字社による減災セミナーを開催

人材の育成・職場での取り組み

2016年9月27日、デロイト トーマツ グループでは、日本赤十字社東京都支部から講師の方々をお招きし、減災セミナーを開催しました。

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東京大震災を見据えた講義

日本赤十字社東京都支部の方々をお招きし、東京事務所にて減災セミナーを開催するのは今回で4回目となりました。在京のグループ会社全体で約25名が参加しました。
まずは、日本赤十字社東京都支部の方々より減災をテーマに講義をいただきました。東京都では、3.11後、以前より発生を想定していた首都直下地震に加え、過去最悪の津波地震や東京の活断層地震が発生することを想定し、防災計画を見直しています。この被害想定によれば、東京大地震の被害想定は、東日本大震災の被害を大きく上回るとされています。災害時に必要な3つの役割として、「自助・共助・公助」※があります。大規模な災害の発生直後には、国や自治体など公の機関による「公助」は期待できません。発災当初の自助・共助・公助の割合は、7:2:1となり、災害時には自分の命は自分で守らなければならないにも関わらず、市民の感覚ではこの割合は全く逆転し、1:2:7で「公助」に過度に期待しており、誰かが助けてくれると思っています。しかし実際は、東京消防庁にある消防車は約600台、救急車は予備を含めても約300台しかなく、24時間で5,000人しか搬送できないそうです。「災害時には救急車は来ない」と考えて自助・共助に努める必要があることが強調されました。
(※ 自助:自分の身は自分で守る、共助:家族、近所の人、職場の同僚たちと助け合う、公助:公的機関が行う救助活動を指す)
4月に発生した熊本震災や東日本大震災の様子を改めて動画や写真で確認しながら、全世界で発生している震度5以上の地震の5分の1が日本で起こっているということ、また、地震大国であるにもかかわらず、地震に慣れているしまっているがために、災害に対する備えが、物資にも気持ちにも不足している現状が強調されました。
 

風呂敷やビニール袋を使った実技講習

後半の実技では、三角巾や風呂敷を使った応急処置方法を教えていただき、実際に参加者同士で応急処置を行いました。目で見て理解しても、実際に自分で行うとわからない箇所もあり、日本赤十字社の方に教えてもらいながら、体で応急処置の方法を覚えていきました。また、ビニール袋利用した応急処置方法も紹介され、参加者は身近なものでも工夫次第で応急処置の役に立つことを改めて確認しました。搬送の講習では、簡易ベッドを担架の代わりに使用し、実際に搬送する際の留意点を学びました。
前半の講義の中で、「100のことを知っている人が1人いるよりも、1つのことを知っている人が100人いた方が災害時には役に立つ」というお話を伺っていたこともあり、参加者は1つでも多く覚えて帰ろうと熱心に実技を行っていました。日本赤十字社東京都支部の方々も強調されていましたが、応急手当の方法も繰り返しやってみないことには忘れてしまいます。今回のような減災セミナーを定期的に設けることの大切さを改めて感じました。 

参加者の声

  • 日本に住んでいる限り意識しなければならない防災のはずなのに、いかに意識が薄かったか実感した。
  • 傷病者を気遣いながら処置をすることの大切さを改めて感じた。救護の際に実際に役立つ知識も得れたので大変ためになった。
  • 自分自身も含め、社内全体の災害時の意識は薄い気がする。一人一人の意識を高める必要がある。
  • 社内の備蓄物がどこにあるのか知らない人はとても多そうなので、周知の必要がある。
  • 実際の応急処置は執務エリア内で行うことも考えるため、実際の執務エリアを使って、訓練をしてみる必要があるのでは?

以上のように、参加者の減災意識の向上に寄与した、大変有意義なセミナー開催となりました。今後も、デロイト トーマツ グループでは継続してこのような減災セミナーを開催し、多くの方の減災意識を高め、いざというときの「自助」「共助」に役立てる取り組みを進めていきます。

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