ニュースリリース

テクノロジー企業成長率ランキング 第 11 回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」発表

1 位は台湾の ProCrystal Technology 収益成長率10,028%

  • 1 位は台湾の ProCrystal Technology 収益成長率 10,028%
  • 上位 10 社の収益成長率は 5,209%、500 社全体では 467%
  • 台湾と中国の企業がトップ 5 を席巻
2012年12月6日

デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(DTTL)は、12 月 6 日、アジア太平洋地域の TMT(Technology, Media & Telecommunications)業界における過去 3 年間の収益(売上高)成長率からなる成長企業 500 社のランキング、第 11 回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表した。トップは台湾を拠点とし、様々な IT、照明、コンシューマーデバイス向けに半導体を製造するProCrystal Technology で、3 年間の売上高成長率は 10,028%を記録した。全 500 社の平均売上高成長率では 467%となり、昨年の 476%からは微減、一昨年の 374%からは大きく上回った。

デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500 の DTTL リーダーおよび有限責任監査法人トーマツ パートナーの中山一郎は、「アジア太平洋地域で最も活気にあふれ、独創性に富んだ企業は、中国経済の減速、米国や欧州の景気低迷を力強い業績とともに克服しました。その功績が Fast500 プログラムのベンチマークとして刻まれることをとても嬉しく思います」と話した。

グローバル TMT インダストリーグループ マネージング ディレクターの Jolyon Barker は、「アジア太平洋地域、北米地域、EMEA 地域(ヨーロッパ・中東・アフリカ)の 3 地域で開催される Fast500 プログラムにおいて、我々は輝かしい業績を目の当たりにしました。特に、北米地域、EMEA地域の受賞企業は、アジア太平洋地域が直近3決算期の売上高成長率を対象にしているのに対し、直近5決算期を対象にしているにもかかわらず、素晴らしい業績を達成しています。これはテクノロジーというものが、受け入れられ、適応しながら取り入れられていることにより、企業が堅調な成長を享受していることを示していると言えます。北米地域ではクリーンテクノロジー分野、EMEA 地域ではインターネット分野が拡大しており、アジア太平洋地域においては、家庭用電化製品、スマートフォンやタブレットの普及により、半導体、インターネット分野が引き続き上位 3 位にランクインしました」と話した。

ランキングの発表式は 6 日香港で行われ、各国の上位企業を招いた夕食会を開催するなど、国を越えた受賞企業同志の交流の場となった。
※参加国:オーストラリア、中国(香港・マカオを含む)、インド、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、台湾

<2012 年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500 の上位 10 社>

全文PDF-「表:2012 年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500 の上位 10 社」をご参照ください)

・上位 500 社の全ランキングは、http://www.deloitte.com/fast500asiapac(英語)をご覧ください。

今年、アジア太平洋地域のテクノロジー企業として 1 位となった ProCrystal Technology は、強力な研究開発力、着実な本業での成長、生産ラインを横断したワンストップのショップサービス提供による競合との明確な差別化が成功の要因であった。ProCrystal Technology の代表である Chang Guo-Rei 氏は、「イノベーションと絶え間ない改善が我々の基本的価値観である。今後も計画達成に向けて、新たにサファイアに関連する製品を開発し、日本、韓国、北米といった新市場を拡大していく」と話した。
また Chang 氏は成功した要因が、8 インチのサファイアインゴットとウエハーが台湾に導入されたこと、これをきっかけに、台湾政府経済部からイノベーションアワードを受賞したことを挙げ、レンズカバーやスクリーン保護といった、その分野においてこれまでにない利用方法を考え出すことで、成長を続ける余地はまだあると語った。

<2012 年度ランキングより>

売上高成長傾向
500社全体の3年間の平均売上高成長率は467%となり、昨年の476%から微減した。上位5社の平均売上高成長率は6,837%を記録し、500社全体の売上は力強い成長を見せている。売上規模では10億米ドル以上は14社(昨年は8社)、5,000万米ドル以上1億米ドル未満は78社(昨年は44社)と増加した一方、1,000万米ドル未満は177社(昨年は207社)と減少し、2010年度の175社に戻る結果となった。

国別傾向
昨年の国別 1 位の台湾は、引き続き中国をおさえ、今年度も国別企業数でトップとなった。ランキング 1 位の ProCrystal Technology や、5 位となった Brightek Optoelectronics (昨年 8 位)が上位にランクインするなど、全体では昨年の 133 社と同様の 130 社となった。中国は 500 位以内に 103 社が入賞し、2 位となった。フラッシュマーケティングサイトを運営する Vipshop が 7,998%で 2 位、オンラインゲーム開発の Gamewave Group が 6,214%で 3 位を受賞した。韓国はトップ 10 内に 2 社がランクインするなど、71社で国別では3位となった。オーストラリアは60社で、インドは4位にランクインしたOnline Recharge Servicesをはじめ全体で 55 社となり、ニュージーランドはその小さな市場にもかかわらず EROAD が 10 位にランクインするなど全体で45 社となった。日本企業は 7 位にランクインした gumi を含み、全体で 26 社の受賞となった。

業種別傾向
半導体/部品/電子機器分野は160社となり、昨年の166社からは微減となったが、2010年実績の77社からは依然として倍以上の水準で、業種別トップを維持しており、ランキング1位のProCrystal Technologyや5位のBrightek Optoelectronicなどが上位に入賞した。ソフトウェア分野は119社となり、昨年の87社から大きく増加し、2位となった。
インターネット分野は、個人消費の低迷により、昨年の92社から85社と減少したが、中国のVipshopとインドのOnline Recharge Servicesがトップ5にランクインした。
通信/ネットワーキング分野は40社で昨年に続き業種別4位、バイオテクノロジー/製薬/医療機器分野が33社で5位となった。
コンピュータ/周辺機器分野は25社、グリーンテクノロジー分野は19社となり、昨年とほぼ同数となった。メディア/エンターテインメント分野はGamewave Groupが企業別トップ5に入るなど、19社がランクインした。

受賞企業の上場指数
非公開企業が 305 社となり、昨年の 291 社から増加した。公開市場の不安定が続く中、上場企業は昨年の 209 社から 195社まで減少した。


<2012 年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500 を受賞した日本企業 26 社>

日本からは 26 社がランクイン。最上位は売上成長率 3,950%を達成したモバイルオンラインゲームの企画・開発・運営の株式会社 gumi の 7 位だった。その他、住宅地盤の高度再解析サービスの地盤ネット株式会社が 2,014%で 16 位、モバイルエンターテイメントプラットフォーム運営の株式会社モブキャストが 898%で 53 位となった。事業領域ではモバイルアプリ開発等の「ソフトウェア」および「インターネット」関連の企業が中心となっており、また、全 Fast500 受賞企業の三分の一を占める「半導体・部品・電子機器」関連の企業は含まれていない結果となった。
全文PDF-「表:2012 年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500 を受賞した日本企業 26 社」をご参照ください)

【デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500 とは】

「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」は、アジア太平洋地域の TMT(Technology, Media & Telecommunications)業界における企業の売上高成長率によるランキングを発表するもの。主な対象業界は通信、ネットワーキング、コンピュータ/周辺機器、インターネット、半導体、電子部品、電子機器、ソフトウェア、コンテンツ、バイオテクノロジー、製薬、医療機器、グリーンテクノロジー、メディア/エンターテインメント。直近 3 年間の売上高成長率を対象とする。
「デロイト テクノロジー Fast 500」プログラムは、1995 年から北米で実施しており、ヨーロッパ、アジア太平洋地域においても最も急速に成長している企業 500 社の努力を称え、成長中のテクノロジー企業の知名度を世界に高める支援を目的に、2002年から開始した。

【本プログラムで開示されている情報について】

この情報は、集計に当たり正確を期しておりますが、企業からの回答をそのまま集計し反映したものであり、有限責任監査法人トーマツやデロイト トウシュ トーマツ リミテッド は、明示または黙示を問わず、これらの情報の正確性などについて何らかの意見を表明したり、または内容を保証したりするものではありません。

■「アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」の詳細は、www.deloitte.com/fast500asiapac/ よりご覧いただけます。
【ご参考】2012 年北米地域テクノロジーFast500 詳細 www.deloitte.com/us/fast500/
2012 年 EMEA 地域テクノロジーFast500 詳細 www.deloitte.co.uk/fast500emea/


第 11 回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」において 405 位にランクインしたアブラハム・グループ・ホールディングス株式会社について、本プログラムの目的に照らして不適当であると判断される事実が発覚したため、受賞を取り消しました。これに伴う他企業のランキングに変更はありません。(2013 年 10 月 11 日)

Fastプログラムに関する問い合わせ先
日本テクノロジー Fast50
日本事務局
080-3468-5312
fast_japan@tohmatsu.co.jp
 

メディアからの問い合わせ先
有限責任監査法人トーマツ
コーポレートコミュニケーション
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press-release@tohmatsu.co.jp

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トーマツグループは日本におけるデロイト トウシュ トーマツ リミテッド(英国の法令に基づく保証有限責任会社)のメンバーファームおよびそれらの関係会社(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング株式会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー株式会社および税理士法人トーマツを含む)の総称です。トーマツグループは日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループのひとつであり、各社がそれぞれの適用法令に従い、監査、税務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー等を提供しています。また、国内約 40 都市に約 7,100 名の専門家(公認会計士、税理士、コンサルタントなど)を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はトーマツグループ Webサイト(www.tohmatsu.com)をご覧ください。

デロイトについて:
Deloitte(デロイト)は監査、税務、コンサルティングおよびファイナンシャル アドバイザリーサービスをさまざまな業種にわたる上場・非上場クライアントに提供しています。全世界 150 ヵ国を超えるメンバーファームのネットワーク通じ、デロイトは、高度に複合化されたビジネスに取り組むクライアントに向けて、深い洞察に基づき、世界最高水準の陣容をもって高品質なサービスを提供しています。デロイトの約 200,000 名におよぶ人材は、“standard of excellence”となることを目指しています。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(英国の法令に基づく保証有限責任会社)およびそのネットワーク組織を構成するメンバーファームのひとつあるいは複数を指します。デロイト トウシュ トーマツ リミテッドおよび各メンバーファームはそれぞれ法的に独立した別個の組織体です。
その法的な構成についての詳細は www.tohmatsu.com/deloitte/をご覧ください。

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