ニュースリリース

デロイト トーマツ、製造業の戦略的なDXを支援する「The Smart Factory @ Kyoto」を9月に開設

デジタルを活用した未来の工場をデザインし、企業改革や新しいビジネス創出に貢献する拠点として、デジタル技術・ソリューションの体験やスマートファクトリー導入に向けた様々なサービスを提供

2021年9月22日

デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:永田高士)は、ものづくり企業の戦略的なDX推進を支援するため、デロイト グローバルが掲げる工場スマート化のコンセプトである「The Smart Factory」を具現化するためのイノベーションスペースを日本において展開します。第1弾として、2021年9月22日に京都市内にアジア・パシフィック地域においても初の拠点となる「The Smart Factory @ Kyoto」を京都先端科学大学と共同で開設します。

デロイト トーマツが展開するイノベーションスペースは、来場者がものづくりのスマート化に活用できるデジタルソリューションを見て、触れて、体験し、得たリアルなイメージを元に目指すものづくりの姿や実現の手段を深く思考する場です。自社のDX化の目的と効果を明確化できず、工場スマート化の第一歩が踏み出せない企業から、スマート化に着手しているが取組みを加速したい企業まで、幅広く実機の体験とディスカッションの場を提供します。

今回開設する「The Smart Factory @ Kyoto」は「Factory Connectivity~現場と経営をつなぐ~」をテーマに、分断されている現場のシステム、機器、装置を繋げることにより、今まで人が行っていた業務を機械化し、人がより付加価値の高い業務に専念できるようになることを目指せる場としました。具体的には、Factory Connectivity の実現に活用可能な様々なソリューションを見て、触れて、体験することができるショーケースエリアと、ショーケースエリアで得た体験をもとに、未来の工場の姿や実現に必要なデジタル変革を形にするワークショップなどを行うイノベーションエリアを設けています。
 

【ショーケースエリア】

Factory Connectivityをテーマにデータのデジタル化、意思決定に必要な可視化、データ分析による現場改善の実現に効果的な8つのソリューションが展示されています。具体的には製造現場で使われる主要基幹システムと現場機器、装置の連携により大量生産の生産性を保ちマスカスタマイゼーションを実現するManufacturing4.0ライン、ウェアラブルデバイスや帳票ソフトウェア活用した製造現場のペーパーレス化・効率化、各種センサーとクラウドをつなげた設備稼働や工場環境管理などのデモンストレーションを見て、触れて、体験できます。
 

【イノベーションエリア】

工場スマート化に向けた第一歩を支援するため、スマートファクトリーの様々な専門家とともに行う構想策定やユースケース策定など、各企業のDX構想のアプローチに合ったサービスを提供します。ショーケースエリアで体験し、具体的なイメージを描いた上で、戦略・プログラムマネジメント、テクノロジー・システム、組織・人事、オペレーションなど組織全体の改革を進めるためのPoC、ロールプレイなども含めたワークショップなどのサービスを提供予定です。

なお、「The Smart Factory @ Kyoto」は京都先端科学大学との包括連携協定に基づき共同で運営を行い、モノづくり企業を始めとした様々な企業、団体や様々な教育機関の学生が次世代のソリューションを体感・実践できる場として、産学連携によるものづくりDX の推進を図る拠点としても位置付けています。Deloitteやパートナー企業の専門家、その知見、ソリューションが幅広い企業のスマート化を強力にサポートします。

今後デロイト トーマツ グループは、東京都内にも非連続な技術革新による価値創造をテーマとした 「The Smart Factory @ Tokyo」の設立を検討しています。The Smart Factoryの活動を通じて、日本のものづくりDX改革の推進に貢献していくとともに、各地域での新たな産業を創出しDX人材の活躍の場をより広く提供してまいります。

The Smart Factory @ Kyoto

 

  • 「The Smart Factory @ Kyoto」概要
    所在地 京都府京都市右京区山ノ内五反田町18京都先端科学大学 京都太秦キャンパス南棟内
    開設日 2021年9月22日

<報道機関の方からの問い合わせ先>

デロイト トーマツ グループ 広報担当 高橋、高木
Tel: 03-6213-3210  Email: press-release@tohmatsu.co.jp

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市以上に1万名を超える専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。

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Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務およびこれらに関連するプロフェッショナルサービスの分野で世界最大級の規模を有し、150を超える国・地域にわたるメンバーファームや関係法人のグローバルネットワーク(総称して“デロイトネットワーク”)を通じFortune Global 500®の8割の企業に対してサービスを提供しています。“Making an impact that matters”を自らの使命とするデロイトの約312,000名の専門家については、(www.deloitte.com)をご覧ください。