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2019年の米国における会計・監査・規制動向

Accounting Roundup: 2019年12月号の発行

本号は、2019年に米国で公表された会計、監査、及び規制関連の基準書等、並びに、国際動向を要約しています。<Quarterly Accounting Roundup — Year in Review — 2019>

2019年12月Accounting Roundup ニュースレター

デロイト米国事務所からQuarterly Accounting Roundup — Year in Review — 2019が発行されました。主な内容は以下の通りです。


2019年にFASBが発行されたASUを含む注目すべき基準は以下の通りです。
 ヘッジ、リース、信用損失、のれんの減損テスト、長期保険契約に関する基準など、特定の新会計基準の発効日を変更
 FASBの新信用損失基準の特定の側面を改訂
 信用損失、ヘッジ活動、および金融商品の会計処理の特定の側面を明確化
 FASBの新リース基準について体系化の改善
 顧客への販売インセンティブとして発行される株式ベースド支払の会計を明確化
 特定の民間企業の選択肢を非営利団体に拡大


またSEC議長は、2019年12月10日に、SECが、2019年の短期アジェンダに関する39のルールのうち34を進めたことを公表しました。2019年の注目すべき公表物は以下の通りです。
 レギュレーションS-Kの特定の開示要件を近代化および簡素化し、証券派生スワップディーラーおよびブローカーディーラーの資本、マージン、および分離要件を修正する最終規則
 2021年に予定されているLIBOR利用の停止、及びLIBORからの移行が金融市場及び市場参加者にどのように重要な影響を与える可能性があるかに関する表明
 Regulation S-Kにおける特定の開示要求の最新化に関する規則案


詳細については、 Accounting Roundupニュースレター(英語版)を参照ください.
英語版
 

Heads up ニュースレターVolume26, Issue26(2019.12.16)
最近のSEC及びPCAOBの進展に関する2019年AICPAカンファレンス・ハイライト

Heads up ニュースレターVolume26, Issue 25 (2019.12.2)
FASBが信用損失に関するガイダンスを改善

Heads up ニュースレターVolume26, Issue 24 (2019.11.26)
FASBがヘッジ会計ガイダンスの改善を提案

 
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