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2021年第2四半期の米国における会計・監査・規制動向

Accounting Roundup: 2021年第2四半期号の発行

本号は、2021年第2四半期に米国で公表された会計、監査、及び規制関連の基準書等、並びに、国際動向を要約しています。<Quarterly Accounting Roundup — Second Quarter — 2021>

2021年6月Accounting Roundup ニュースレター

デロイト米国事務所からQuarterly Accounting Roundup — Second Quarter — 2021が発行されました。主な内容は以下の通りです。
2021年第2四半期に、FASBは、発行体の資本に分類される独立型株式コールオプションの特定の修正・交換の会計処理に関するASUを発行しました。また、(1)事業体の公正価値ヘッジのためのポートフォリオ・レイヤー法の使用、および(2)リースの会計処理において、公開ビジネス事業体(PBE)ではない借手が使用する割引率に関するASU案を公表しました。さらに、FASBは、今後協議すべき優先事項についてコメント募集を公表しました。

その他の国内ニュースでは、特別目的買収会社(SPAC)と環境、社会、ガバナンス(ESG)の問題が引続きSECの焦点となっています。2021年3月31日、SECは、(1)非公開会社が、SPACとの事業結合を実行する前に考慮すべき事項、および(2)SPACと合併する会社の財務報告・監査の考慮事項に対処する2つの公式声明を公表しました。また、2021年4月8日、SPAC、新規株式公開、および証券法に基づく負債リスクに関する声明を公表し、さらに、2021年4月12日、SPACがよく発行するワラントの会計処理および財務報告に関する考慮事項について声明を公表しました。 ESGに関して、SECは、投資顧問のESG投資アプローチ及び開示についての洞察をリスクアラートとして公表しました。

国際ニュースでは、IASB®は、繰延税金に関連する当初認識の免除がリースや廃止措置義務などの取引には適用されないことを明確にするIAS第12号の修正を公表しました。 また、IASBは、以下の公開草案、(1)通貨が交換不能な場合に使用する為替レートに関するガイダンスの提供、(2)経営者コメンタリーの作成に関する既存のガイダンスの置換、(3) IFRS財団の管理下にある新しい持続可能性基準審議会の設立、についてコメント募集を公表しました。

詳細については、 Accounting Roundupニュースレター(英語版)を参照ください.
英語版

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Volume28, Issue 6 (2021.5.26)
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