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保険スポットライト(2015年5月)

FASBが短期保険契約に関する新たな開示の要求事項を公表

2015年5月21日、FASBは、ASU 2015-091号1 を公表しました。これは、短期保険契約に関して保険会社に義務付けられる開示の範囲を拡大するものです(当該ASUは短期契約の保険契約者には適用されません)

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Insurance Spotlight (2015年5月)

• ASU2015-091は、開示のみに焦点を当てており、米国会計基準の短期保険契約の会計モデルを変更するものではありません。
• 当該ASUでは、新たな重要な開示として、発生と支払の事故年度別クレーム・ディベロップメント・テーブルの表示を求めています。クレーム・ディベロップメント・テーブルに記載する保険金の情報は、10年を超える必要はありません。
• 開示の適切な細分化の程度は、保険会社の固有の事実・状況およびその保険負債の特性によって決まります。
• 当該ASUは、公開企業については、2015年12月16日以後開始事業年度の年次報告から適用され、2016年12月16日以後開始事業年度からは期中報告にも適用されます。その他の企業については、1年遅れで適用されます。早期適用は認められています(詳細については後述の経過措置を参照)。
• 保険会社は、現在追跡できないまたは容易に入手できない短期保険契約に関する情報について、この新たな開示の要求事項を充足するよう、情報収集のための情報システムや内部統制の構築または見直しが必要となる可能性があります。
• 当該ASUの開示の要求事項は、IFRSの現行の開示規定とは異なっており、IASBが提案している保険の基準とも異なります。
• 当該ASUが求めるクレーム・ディベロップメントの開示は、SEC基準に基づく同開示と異なっています。保険会社は、現行のSECの開示規定を引き続き遵守する必要があります。

内容については、下記の金融サービススポットライトを参照ください。
Insurance Spotlight (2015年5月)
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