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SECがクローバック方針の最終規則を公表

誤って支払われた報酬の回収に関する上場基準

執行役の酬酬決定の基礎となった業績の修正再表示に伴う超過報酬について説明しています。<Heads Up Volume29, Issue 14 (2022.11.14)>

Heads Up Volume29, Issue 14 (2022.11.14)

デロイト米国事務所からHeads Upニュースレター(Volume 29, Issue 14) が発行されました。

当Heads Upは、最近発行されたSECの最終規則 「誤って支払われた報酬の回収に関する上場基準」 について説明しています。

最終規則の目的は、過去の報酬決定の基礎となった業績が、財務報告要求に関する重要な非準拠を理由として後に修正再表示された場合に、執行役が 「超過報酬」 を受け取らないことを保証することにあります。当該修正再表示には、(1) 過年度に発行された財務諸表にとって重要である虚偽表示の修正再表示(”Big R”リステートメント)、または (2) 虚偽表示を当期において修正した、あるいは修正しない場合に重要な虚偽表示に繋がる虚偽表示の修正再表示(”little r”リステートメント)が含まれます。

内容については、下記のHeads Upニュースレター(英語版)を参照ください。

Heads Upニュースレター Volume29, Issue 14
≫英語版

おすすめリンク

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SECが報酬と業績の関係の開示に関する最終規則を発行 

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