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Transforming the audit experience

有限責任監査法人トーマツ(以下トーマツ)が取り組む監査イノベーションとは

トーマツが取り組むイノベーション活動とは、効率を追求するためではありません。洞察を掘り起こすための分析的ツールの活用や、思考能力・理解能力を補完するための人工知能活用など、ステークホルダーから将来にわたって信頼を得るための変化を自ら創り出すため、さらにワークスタイルの変革を取り入れ、監査先企業と一緒に、トーマツ自身も次のステージに躍進する為の取り組みです。

イノベーションを進める6つの活動指針

社会・企業の課題解決につながる革新的な手法で新たな価値を創造するイノベーションを推進し、監査先企業にこれまでにない監査を体験していただくために、 6つの活動指針を立て、各種施策に取り組んでいます。

  1. 未来の監査像を描く
    監査の品質向上と可能性を広げるために、より効果的で効率的な監査体験を生む次世代の監査を創造していきます。
  2. 価値提供を追求する
    監査を通じた真の価値と洞察を提供するために、絶えず変化する監査先企業のニーズに積極的に対応し、監査先企業目線の差別化された監査体験を創出します。
  3. 監査をゼロベースで考える
    社会環境や経済情勢に先駆ける会計士として社会へ価値を還元するために、過去や現状にとらわれず、本当に必要とされる監査とは何かを考え、それを実現する具体的な施策の立案と実行を推進します。
  4. アナリティクスを活用する
    監査手続を変革し監査先企業の監査体験を変えるために、 Audit Analytics、およびグローバルで推進するアナリティクス基盤“Illumia”の利用を推進し、データドリブンな監査を実現します。
  5. 内外の壁を越え協働する
    監査品質を向上するために、既存の枠組みにとらわれず、外部企業・大学等研究機関等と連携し、多種多様な分野の専門家との協働を通じ価値共創に取り組みます。
  6. カルチャーを根付かせる
    将来にわたって社会的使命を果たすために、変化に向き合い、イノベーションを興し続ける組織と人材をトーマツ文化の一つの柱とします。

イノベーションを推進する組織体制

トーマツは、イノベーションを法人全体で取り組む重要な課題であると認識し、既存の組織や制度などの枠組みを超えた活動を推進しており、既に、数十億円単位での投資を行ってきました。さらなる活動の深化を図るため、包括代表直轄の組織である監査イノベーションSteering Committeeにて、投資や活動の意思決定を行っています。

投資や活動の意思決定に当たっては、既存の組織や制度の改革も視野に入れながら、プロジェクトの大小にはこだわらず、「 何を、いつまでに、どれぐらい変化させることができるのか」を指標に置いています。必要な人的リソース・予算を優先的に割り振って、実現に向けたPDCAサイクルを回す体制を構築しています。

また、多岐にわたるイノベーション活動を着実に推進しており、監査業務の革新に取り組む専門組織、「監査イノベーション & アナリティクス」を組成しています。革新的なアプローチの試行を恐れず、監査を通じて、より大きな価値提供をするための監査イノベーションを進めています。

活動を活性化する基盤整備

イノベーションに関するアイディアは、様々な場から発案されています。例えば、ITの内部専門家が、ビジネスにおけるデータ活用が常識化すると予測し、2012年にアナリティクス環境の整備を始めました。また、監査の現場に参加型の会議を取り入れたいという意見に基づいてAudit Innovation Roomが創設されています。インタラクティブな会議を行うDeloitte Greenhouseの設立準備も進めるなど、監査の現場の声を積極的に取り入れています。

Audit Innovation Room

ワークショップやブレインストーミングなど、「参加」型ミーティングを行うために、イノベーションルームを活用しています。ここでは、Audit Analyticsに関連するワークショップを開催しています。

アナリティクス環境

トーマツでは、日々アナリティクス環境を利用しながら業務に臨んでいます。常に最新の機器を導入し、大量のデータを高速かつ安全に処理しています。

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