ナレッジ

内部監査の品質評価導入のロードマップ

内部監査業務のレベルアップに有効な手段となる品質評価

我が国においては財務報告に係る内部統制報告制度の導入に伴い、内部監査部門の設置・整備が進んできた。内部統制報告制度への対応は、継続的な運用段階に入り、設置した内部監査部門を有効かつ効率的に運営することが今後の課題になる。 内部監査業務のレベルアップに有効な手段となる内部監査の品質評価の内容を紹介し、現時点で内部監査の品質評価を実施していない組織が段階的に導入していくためのロードマップを示す。

内部監査の品質評価の内容と導入のロードマップ

内部監査業務のレベルアップに有効な手段となる内部監査の品質評価の内容を紹介する。そして、現時点でこれを実施していない組織が段階的に導入していくためのロードマップを示す。

 

本資料は以下の構成でまとめている。

1.内部監査の品質評価とは

 1.1 内部監査の品質評価の意義

 1.2 内部監査の品質評価の全体像

2.内部監査の品質評価の基準

 2.1 内部監査の専門職的実施の国際基準(判断基準・行動基準)

 2.2 その他の判断基準(判断基準)

 2.3 内部監査品質評価ガイド(行動基準)

 2.4 品質評価マニュアル(Quality Assessment Manual-QAM)(判断基準)

3.内部監査の品質評価実施のメリット

 3.1 内部監査の現状把握が可能(過去及び現在の視点)

 3.2 内部監査部門の方向性の指針を示すことが可能(未来の視点)

 3.3 制度・当局への対応が可能

 3.4 効果的かつ効率的なグループ経営に有効活用可能

 3.5 決算短信や有価証券報告書における内部監査業務の品質評価を開示可能

4.品質評価の実施状況と内部監査業務の水準の関係

 4.1 内部評価・定期的レビュー未了の段階

 4.2 内部評価・定期的レビュー実施済で外部評価未了の段階

 4.3 内部評価及び外部評価実施済の段階

5.内部評価の実施方法

6.外部評価導入へのロードマップ

 6.1 はじめに内部評価を実施し、その後フル外部評価を実施するパターン(パターンA)

 6.2 はじめに内部評価を実施し、その後SAIVを実施するパターン(パターンB)

 6.3 はじめにフル外部評価を実施し、その後内部評価を実施するパターン(パターンC)

(2.7MB, PDF)
お役に立ちましたか?