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統合型リゾート(IR)論考

我が国初のIRの導入に向けた概況整理

本稿では、日本初のIRの実現に向けて今後詳細かつ具体的な議論が展開されていくのに先立ち、2013年12月に提出された推進法案の内容を衆院提出に至る経緯も踏まえて概観確認するとともに、先行する諸外国のIRの特徴を概観した上で、我わが国初のIRの導入に向けて、概況の整理を行う。

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はじめに

2013年12月初旬、カジノを中心とした統合型リゾート(Integrated Resort、以下IR)の整備を促す「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(以下、推進法案)が、衆議院に提出された。近年、我わが国初のカジノ導入に向けた議論がメディアをにぎわせてきたが、今回の推進法案提出により、2020年の東京オリンピック開催に間に合うタイミングでのIR導入も想定されるなど、本邦初のIR導入がいよいよ現実味を帯びてきた。

市場規模が数兆円とも目される本邦初のIRには、アベノミクス効果で上昇機運高まる足元経済の中、7年後のオリンピックと並んで数年来の経済的閉塞感を打破する起爆剤としての期待が高まりつつある。その一方で、最大の狙いは何であり、どうIRモデルを構築すべきか、という議論は、途についたばかりである。具体的な規制や対策など、クリアにしなければならない点も山積している。

そこで本稿では、日本初のIRの実現に向けて今後詳細かつ具体的な議論が展開されていくのに先立ち、今回提出された推進法案の内容を衆院提出に至る経緯も踏まえて概観確認するとともに、先行する諸外国のIRの特徴を概観した上で、我わが国初のIRの導入に向けて、概況の整理を行う。

 

続きは添付ファイルPDFをご覧ください。

なお、本文中の見解にかかわる部分は、筆者の私見であることをあらかじめご了承ください。

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