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PPP/PFIにおけるマーケットサウンディングの重要性

~空港のコンセッション~

2014年4月、国土交通省は仙台空港に関する公共施設等運営権制度を活用した民間委託に関する実施方針を公表した(仙台空港特定運営事業等)。2010年に当時の民主党政権が提唱して以来、歴代政権が掲げた成長戦略の中で常に位置づけられているPPP(Public Private Partnership)/PFI(Private Finance Initiative)活用の具体的な先行事例の1つとして高い注目を集めている。

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1. はじめに

2014年4月、国土交通省は仙台空港に関する公共施設等運営権制度を活用した民間委託に関する実施方針を公表した(仙台空港特定運営事業等)。2010年に当時の民主党政権が提唱して以来、歴代政権が掲げた成長戦略の中で常に位置づけられているPPP(Public Private Partnership)/PFI(Private Finance Initiative)活用の具体的な先行事例の1つとして高い注目を集めている 。

もちろん、関心や役割が異なる公共と民間とが共に手を携えて事業を行うことは簡単なことでない。そうした中で重要となるのが公共と民間との対話(マーケットサウンディング)である。マーケットサウンディングとは、PPP事業を官民にて円滑に行う目的で、当該事業の実施前に公共が対象事業について民間からの意見聴取・意見交換を行うことである。これまでもマーケットサウンディングは実施されていたが、より本格的なPPP/PFI事業の展開を見込む現時点において、当該マーケットサウンディングの重要性は高まるものと考えられる。本稿では、空港コンセッションを例にマーケットサウンディングについて述べる。

なお、本文中の見解にかかわる部分は、筆者の私見であることをあらかじめご了承頂きたい。

※ 続きは添付ファイルPDFをご覧ください。

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