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業界展望2018 消費財

より新しいアプローチと大胆な変化

米国および世界の経済の安定を背景に、消費財業界は競争が激化する市場において成長を促進させるため、従来用いてきた戦略の再解釈に取り組むだろう。

2018年における消費財メーカーの差別化に向けた道のり

消費財メーカーが成功するためには、市場で自らを急速に適応、改革、差別化させ、それによってブランドの成長を牽引する能力が不可欠である。

Deloitte Insightsの予測によると、米国経済は2018年にかけて引き続き2.0~2.5%と緩やかなペースで成長する見通しだ。堅調な成長の主な要因は、好調な労働市場と所得増、低失業率、そして低インフレの恩恵を受けている消費者である。家計資産は増加し、消費者信頼感は政治および経済政策に不透明感が漂うにもかかわらず上昇している。

消費財メーカーは米国および世界経済の安定化を背景に、差別化を実現するためのより新しくて大胆な戦略を策定している。最新のトレンドは以下の通りである。

  • グローバル化 消費財メーカーは新興国の成長を戦略的に活用すべく、新興国の企業が持つ消費者へのアクセス、当該市場におけるソリューション、そして場合によっては原材料調達に活用することを目的として、新興国企業との提携や買収の機会を懸命に模索している。
  • イノベーション 従来より消費財メーカーは成長の源泉としてイノベーションを志向し、2018年もより新しく大胆な戦略を試みるだろう。多くは時間やコストを要する従来のテスト手法に比べ革新的なアイデアを考案、検証、反復するための機動的なアプローチとなるだろう。
  • M&A活動 消費財メーカーの間では、高い収益性を維持しながら売上高を向上可能な地域への事業拡大・市場進出に関心が高まっている。
  • デジタル化 消費財メーカーは創造的かつ効率的なやり方でテクノロジーを活用することで外部的には顧客エンゲージメントを最適化し、消費者の購買行動に影響を与える。

 

原文(英語)レポートは以下よりご参照頂けます。

2018 consumer products industry outlook.pdf

(1.75MB, PDF)
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