調査レポート

世界のラグジュアリー企業ランキング 2017

新たなラグジュアリー消費者

世界のラグジュアリー企業上位100社の2015年度の売上高は2,120億米ドルとなりました。近年、新興市場の消費者が成長を牽引しているラグジュアリー市場について、重要トレンド、およびそれを取り巻くグローバル経済動向への見解についてご提示します。

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『世界のラグジュアリー企業ランキング』第4版となる本レポートでは、2015年度(2016年6月30日までの会計年度)の連結売上高をベースにリストアップした世界のラグジュアリー企業上位100社について分析し、ラグジュアリー市場を形成している重要トレンド、およびそれを取り巻くグローバル経済動向への見解について提示する。

世界のラグジュアリー企業上位100社の2015年度の売上高は2,120億米ドルで、前年比4.5%の減少となっており、上位100社1社当たりのラグジュアリー品年間平均売上高は21億米ドルであった。

ラグジュアリー市場の成長を牽引しているのは、近年の傾向と同じく、新興市場の消費者である。デロイトが新興ラグジュアリー市場として分類する中国、ロシア、アラブ首長国連邦では、支出を増やしたと答えた消費者の割合が70%に上る一方、成熟市場(EU、米国、日本)では53%であった。

旅行・観光は、ラグジュアリー市場にとって、依然として重要な成長機会として捉えられる。ラグジュアリー品購入のほぼ半数が旅行者によるものであり、国外市場で31%、空港滞在時で16%を占めていた。特に新興市場の消費者においては、旅行先の方が自国よりも商品の品揃えが豊富である等の要因により、旅行中の購入割合が60%に達していた。

本レポートの主要な調査結果は、以下のとおりである。

  • ラグジュアリー企業の業績は為替相場の変動による影響を受けやすく、多くの通貨が対米ドルで下落した影響を受け、世界のラグジュアリー企業上位100社の2015年度売上高は前年から3%以上増加した。
  • ラグジュアリー企業数はイタリアが再び首位となった一方、売上高シェアではフランスに本拠を置く企業群が首位であった。
  • 複合ラグジュアリー企業では、売上高成長率が倍増し収益性をリードしている一方、バッグ・アクセサリーカテゴリーが、引き続き最も成長率が高い商品カテゴリーであった。

 

原文(英文)レポートは以下よりご参照頂けます。

Global Powers of Luxury Goods 2017

(PDF, 3.3MB)

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