最新動向/市場予測

「選ばれるホテルオペレーター」の要件

激化するホテル運営を考える

急増するインバウンドなどホテル市場を取り巻く環境が大きく変化する中、ホテルオーナーの顔ぶれやホテル事業に対する姿勢にも変化が見られ、選ばれるオペレーターにも変化の兆しが見えています。「選ばれるホテルオペレーター」の要件について、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の大谷 晃司と大堀 顕司がインタビューで語っています。(週刊ホテルレストラン2016.3.25号掲載)

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記事概要

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
シニアヴァイスプレジデント 大谷 晃司 氏
シニアアナリスト 大堀 顕司 氏

 

ホテル市場を取り巻く環境の変化がオーナーの姿勢を変えた

-ホテル開発を取り巻く環境はここ数年で大きく変化したと思われます。大きく変化したと感じられること、またその変化の傾向にはどのようなことがあるでしょうか?

大谷:まず言えるのは、以前であればビルの複合開発などではホテル事業というのは割増容積(ビル内にホテルなどの公共施設を付設することによってビルの容積率が割増しされる制度)を狙ったものであり、ホテル業単体の事業性を重視するというよりも、誘致するホテルブランドによってそのビル自体のバリューアップを主目的としたものが多かったように感じています。
しかし最近では、ホテル誘致によるビル自体のバリューアップという目的は変わらずありますが、ホテル自体の事業性も重視されるようになっています。結果、契約形態も以前はリースやリースに近い契約が好まれましたが、最近ではMCもしくはMCに近いリース契約(低額の固定賃料+業績連動に伴う変動賃料)という契約形態が増加傾向にあると感じています。

 

-2014年に本特集を行なった際は、日本は海外と比較してFCやMCの契約が少ないということが言われていました。そこにも変化が出てきているということでしょうか?

大堀:そうですね。変化が見られたのはここ2年くらいでしょうか。リース中心の傾向から変化が明らかに見られます。それだけ、オーナーサイドのホテル事業に対する理解や、ホテル事業を取り巻くマーケットが好調な分、オーナーサイドも積極的になっているのではないかと感じます。

大谷:一方で、宿泊主体型ホテルの開発という点では、依然固定家賃が多いと感じますね。

 

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出典:週刊ホテルレストラン2016.3.25号より転載
http://www.hoteresonline.com/hoteres/128
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