最新動向/市場予測

異業種からのホテル売買・開発市場への参入が顕著に

2016年ホテル売買・開発トレンドを語る

ホテルマーケット調査をはじめオペレーター選定、国内外のトランザクションアドバイザリー、開発マネジメントなどホテルに関するサービスを扱うトラベル・ホスピタリティ&レジャー担当の大谷晃司が2016年のホテル開発市場を分析する。 (週刊ホテルレストラン 別冊ホテルデータブック2016掲載)

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記事概要

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社
シニアヴァイスプレジデント
トラベル・ホスピタリティ&レジャー担当
大谷 晃司

 

ピークを過ぎた東京と好調さを見せる地方

東京エリアのホテル市場のRevPAR成長率は昨年で10% 強でしたが、今年は引き続き成長過程にはあるものの、昨年を大きく超える成長は続かないと見ています。客室稼働率は上限に近づいており、ADR で調整するような局面に入っているからです。不動産のプロパティクロックでいうと、ややピークは過ぎつつある状況でしょうか。

また、関西圏では大阪エリアも昨年は30%という世界有数の成長率を記録しました。平均客室稼働率も90%を超えており、さすがに伸びしろとしては限られたものになるでしょう。こちらも今後ADRを引き上げる方向でしょうが、あまり過度になると弊害も出るのではないかと懸念されます。
(続く)
 

開発や売買の取り引きが地方へ波及しはじめた

大都市部のホテルの開発に関して、東京のニーズはあるけれど現状はホテルに適した用地が希少になりつつある状況です。

大阪・京都は引き続き開発ニーズがあります。売買については、大阪エリアをメインに話が持ち上がっています。新規開発では関空の発着回数にまだ余力がありインバウンドの取り込み余地があるため引き続き強い開発ニーズはあります。
(続く)


今後のホテル開発の方向性と市場の先行き

ホテル売買等のプレーヤーについては投資口価格の上昇や良好な資金調達環境によりJREIT による取得が多く、売買価格も高騰しているのが顕著な動向です。今後もホテル特化型REIT の新規上場も予定され、さらに新規参入プレーヤーも増えていることから今後ともホテル投資マーケットは激化する可能性があります。
(続く)
 

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出典:週刊HOTERES2016.5.27 別冊 ホテルデータブック2016より転載
http://www.hoteresonline.com/articles/2220
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