最新動向/市場予測

ホテルパフォーマンスの上昇は落ち着くも宿泊事業に対する期待値は依然高い

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の大谷晃司が、ホテル・宿泊市場の2016年の動向総括および2017年の動向を解説します。(週刊ホテルレストラン HOTERES 2017年1月20・27日合併号掲載)

記事概要

  • 都市部でホテルパフォーマンスは落ち着くも依然高いレベルにある
  • 一部エリアは引き続き好調。テーマ性のある地方エリアは今後伸びしろがある
  • 売買の案件数は減少傾向新規開発が中心に
  • 新規開発はエリアによって状況が大きく異なる
  • 多様化が進む投資家と事業形態
  • 「街づくり」という視点の中でホテルに対する期待値も高いが、コンセプトが重要

 

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
シニアヴァイスプレジデント
大谷晃司

週刊ホテルレストラン HOTERES 2017年1月20・27合併号掲載

記事内容

都市部でホテルパフォーマンスは落ち着くも依然高いレベルにある

まず、国内のホテルパフォーマンスを全体的に見ると、昨年の7 月からADRの伸びがそれまでよりも大きく鈍っており、昨年後半に至っては大阪ではマイナス成長となっています。それに伴い、RevPAR も減少する稼働にADR が伸びることでなんとか支えられていましたが、昨年後半からその勢いがさらに弱まっております。日本全体ではこのままいけばおそらく年間4%程(昨年度は約15%)の成長が予想されますが、昨年とほぼ横ばいというあたりで落ち着くエリアも出てくるのではないでしょうか。

これらの要因として考えられるのは、
・ 国内需要の減少(レジャー・ビジネス双方において)
・ 訪日外国人が地方へ流れている
・ ホテル以外への宿泊(民泊、簡易宿所など)
・ ホテルの新規開業に伴う供給増


ですが、一方で需要自体は底堅く、今後ここから大きく減少していくということはないでしょう。これまで著しい伸びを見せていたホテルパフォーマンスは落ち着きを見せ始めるも、過去と比較すれば依然高いレベルにあることに変わりはありません。

また、民泊においては今年の通常国会で提出予定のいわゆる「民泊新法」がどのような内容となるかによって大きな影響を受けるということが考えられます。


続きはPDF(記事全文)をご覧ください。

PDF(記事全文)のダウンロードはこちら

 

出典:週刊ホテルレストラン(HOTERES)2017.1.20・27合併号より転載
http://www.hoteresonline.com/hoteres/167 
(外部サイトへリンクします)

[PDF:262KB]
お役に立ちましたか?