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アナリティクス・オブ・シングス(Analytics of Things)

Analytics Trends 2015

「目は胃袋より大きい」という言い回しがある。「目で見て食べようと判断し、お皿に盛り付けた料理の量は、えてして(欲張って)本当に食べられる量よりも多くなりがちだ」という事象を指す言い回しだ。アナリティクスとIoT とで気をつけるべき点があるとすれば、まさにこれである。

Analytics Trends 2015

『ビジネス・アナリティクスにまつわる一時期の狂騒も、やや下火となりつつある』。もしそのように感じられるとすれば、それは企業のビジネス・アナリティクスの活用への関心が失われつつあるからではない。むしろアナリティクスは進展をつづけ、いまや全世界におけるビジネス上の意思決定のメインストリームとなりつつある。アナリティクスは、いわば我々が息をする空気そのもの、我々が航海する海そのものになろうとしているのだ。

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アナリティクス・オブ・シングス(Anlaytics of Things)

インターネット・オブ・シングス(Internet of Things/IoT)とは、モノ、ヒト、場所、環境など、生活の中の様々なモノ=デバイスがインターネットに接続され、大量のデータが収集され・利活用される現象を指す。IoT は、日々膨大な量の構造化・非構造化データを生成しており、これに伴い「膨大な量の雑多なデータから価値を発掘・発見する」という新たな機能がビッグデータ・アナリティクスに求められている。優れたアナリストの手にかかれば、こうしたデータから生産性の向上、オペレーション上のリスク検知、異常値の検出、バックオフィス業務の工数削減、さらにはセキュリティプロトコルの強化までも実現可能だ。しかし、拡大の一途をたどるセンサーの利用範囲は、もはや産業機器や複雑なシステムなどに限られない。IoT は、スマートグラス(メガネ型)、スマートウォッチ、スマートシューズなど、装着することでエンターテインメントや健康管理などに役立ち、毎日の生活上の利便性を高めてくれる各種ウェアラブル機器も包含したコンセプトである。

アナリティクスのツールやテクニックはすでにIoT にも適用され始めているが、IoT とアナリティクスの統合プロセスは立ち遅れている。コンシューマをターゲットとするにせよ、産業活用にせよ、アナリティクスに関わる工業規格の確立によって得られる潜在的利益は大きい。規格化が進めば、莫大なプログラミング投資コストを省くことができるためだ。また、センサーデータは総じて、高速で連続的に生成され、大量に蓄積されてゆくという、従来型のアナリティクスアーキテクチャや手法は必ずしも得意としない特徴があることも、困難を招いている。ことに、伝統的な構造化データとセンサーデータとをリアルタイムで統合したいような場合には、大きな課題に直面することとなる。

 

The So What?

「目は胃袋より大きい」という言い回しがある。「目で見て食べようと判断し、お皿に盛り付けた料理の量は、えてして(欲張って)本当に食べられる量よりも多くなりがちだ」という事象を指す言い回しだ。アナリティクスとIoT とで気をつけるべき点があるとすれば、まさにこれである。IoT はもはや我々の日常生活の一部として定着しつつある。確かに、そこで得られたデータを分析し尽くし、完全に理解できたとしたら、素晴らしいことがたくさん実現できるだろう。そしてアナリティクスは、ようやく現実にそういった課題に取り組みうる程度に強くなってきている。しかし拙速にアナリティクスとIoTの融合を進めようとする前に、すべきことがある。アナリティクスとアプリケーションとの高度な統合が実現されて初めて、こうしたデータから得られる洞察を十分に享受できるようになるだろう。

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