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バイオニックブレイン

Analytics Trends 2015

人間と機械との融合は、より自然で身近なものとなりつつあり、それに伴いバリューチェーン全体を通してより優れた/より迅速な意思決定が可能となってきている。

Analytics Trends 2015

『ビジネス・アナリティクスにまつわる一時期の狂騒も、やや下火となりつつある』。もしそのように感じられるとすれば、それは企業のビジネス・アナリティクスの活用への関心が失われつつあるからではない。むしろアナリティクスは進展をつづけ、いまや全世界におけるビジネス上の意思決定のメインストリームとなりつつある。アナリティクスは、いわば我々が息をする空気そのもの、我々が航海する海そのものになろうとしているのだ。

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バイオニックブレイン

人間の知能と機械の融合により、従来の意思決定のありかたが根本から変わろうとしている。これは人間が、ほんの数年前には想像すらできなかったような膨大な知識を手にすることができるようになったためだ。人間と機械との融合は、より自然で身近なものとなりつつあり、それに伴いバリューチェーン全体を通してより優れた/より迅速な意思決定が可能となってきている。

ビッグデータ及びマシンツーマシン(M2M)通信の隆盛に伴い、アナリティクスのモデルやアルゴリズムが複合イベント処理(Complex Event Processing;CEP)などの自動化ワークフロー環境に埋め込まれることが増えてきた。自動意思決定はおそらく一過性のトレンドでは終わらず、様々なコグニティブ・アナリティクス・アプリケーションによって強化され、根付くのではないだろうか。

わかりやすく言えばコグニティブ・アナリティクスとは、「機械学習・自然言語処理・高度なアナリティクス基盤」という3 つの主要要素から成る「コグニティブ・コンピューティング技術( 認知コンピューティング技術)」の拡張版である。人間がより良い意思決定を下せるよう、こうしたテクノロジーを応用するのがコグニティブ・アナリティクスだ。コグニティブ・アナリティクスの目的は、「コグニティブ・コンピューティングによる強力なデータ処理技術を生かし、センサーなどのデータ収集チャネルとこれを活用する組織環境を整えることによって実用的なビジネス上の洞察を得る」ことである。コグニティブ・コンピューティングが情報処理の手法を変革したのだとすれば、コグニティブ・アナリティクスは、情報利用の手法を変革しつつある。

コグニティブ・アナリティクスはまだ黎明期にあり、従来の情報やアナリティクスプログラムを代替できるような段階には到底達していない。しかし、膨大な量の非構造化データの扱いに苦慮している業界、またリアルタイムでの可視化を実現せよという要求に悪戦苦闘している業界では、コグニティブ・アナリティクスに高い関心が寄せられているのだ。


The So What?

知識集約型の分野であれば、コグニティブ・コンピューティングやコグニティブ・アナリティクスを適用さえすれば情報活用の質を自動的に高めることができそうにも見えてくる。しかし、この現象を総体として俯瞰すると、「では、人間および知識労働者に求められる役割とはいったい何なのだろうか?」という根源的な問いが立ち現われてくる。高度な訓練を受けた生身の知的労働者たちが、機械によって代替可能となる日は、少なくとも当面は来ないであろう。しかし自律的なコグニティブ・システムがチェスやテレビゲームの世界の領域を超え、ビジネスアプリケーションとして実装されつつある中、知的労働者たちが自分たちの将来に不安を覚えるのも当然のことだろう。個人も、またその個人が所属する組織も、いま、こうしたシステムによって「自動化を実現し、人間を排除すること」ではなく、どのようにこれを活用して、才能あふれる人材の価値をより高めることができるか、ということを真剣に考えることが求められている。

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