お知らせ

モバイルエコノミーと人工知能の時代におけるビジネス戦略

最新のグローバル事例と日本企業が取り組むべきキーポイント

2019年1月31日、デロイト トーマツ グループのセミナールームで開催されたイベントの様子をご紹介します。

イベント概要

テクノロジーの発展に伴い、スマートフォンを中心としたモバイルデバイスを通じたお金や時間の消費行動は多様性をもって広がり続けています。そのなかで、個人情報を中心としたデータの重要性が増してきています。

有限責任監査法人トーマツでは、業種・業態を問わず、最新技術のビジネス導入推進をご担当の方を対象にしたイベント「モバイルエコノミーと人工知能の時代におけるビジネス戦略 最新のグローバル事例と日本企業が取り組むべきキーポイント」を開催。ニューヨーク大学 スターン・スクール・オブ・ビジネスのアニンディヤ・ゴーシュ氏らをお招きし、来場者も含めた活発なディスカッションを行いました。

モバイル経済において収益化をするために、人工知能とブロックチェーンの世界的な教訓を学ぶ (Using AI and Blockchain To Monetize The Mobile Economy)

ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネス ハインツ・リールビジネス学教授 アニンディヤ・ゴーシュ氏 (Anindya Ghose - Heinz Riehl Chair Professor of Business New York University)

イベントの冒頭では、ニューヨーク大学にてビジネス学を教えるアニンディヤ・ゴーシュ氏が登壇し、データ活用の潮流を踏まえた海外での最新の動きについて紹介。モバイルテクノロジーや人工知能(AI)、ブロックチェーンが進化を続ける中、消費者の行動やインサイトを示すデータが企業のテクノロジー戦略とどのように結びつき、どのように新たな価値を産むかについて具体的な事例を交えて説明しました。

テクノロジーとデータの変革の流れの中で、各企業が取り組むべきキーポイントとこれからの組織や人材像のあり方

有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクス

続いて、有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクスのプロフェッショナルが登壇。テクノロジーやデータアナリティクス等の新たな要素によって社会が大きく変化している状況を概観しました。現在の企業が抱えている課題は「データを活用する上で、“外部データへのアクセス欠如” “データサイエンティストの不足” “使途が不明確”であることだ」と強調。“環境の変化の加速”、“データを中心とした競争戦略”、“新しい価値の創造に向けた協業”が重要な論点である、と講演を結びました。

パネルディスカッション: 今後の日本におけるモバイルとデータエコノミーの姿と企業に必要となる対応

パネリスト:

  • ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネス
    ハインツ・リールビジネス学教授
    アニンディヤ・ゴーシュ氏
  • LINE株式会社 Data Labs
    Data Analysis チーム マネージャー
    牟田 博和 氏
  • 株式会社リクルートテクノロジーズ
    アドバンスドテクノロジーラボ 専門役員
    西郷 彰 氏
  • デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
    Deloitte Digital / モニター デロイト Digital Strategy Lead
    シニアマネジャー 武藤 隆是

イベント後半のパネルディスカッションは、アナリティクスやテクノロジー活用に取り組むパネリストの紹介から始まり、データサイエンティストの目線から見た社会に対する課題や、オープンイノベーションを推進するための体制構築や戦略策定に関して意見が飛び交いました。ゴーシュ氏から日本企業のデータ活用に対するコメントがあったほか、来場者からもデータ活用に取り組む人材の将来について質問が出るなど、会場全体を巻き込んだ意見交換は幅広いトピックに及びました。

ディスカッションをするパネリスト
パネルディスカッションの様子

デロイト トーマツ グループでは、グループを挙げて様々な最新技術の導入やテクノロジー活用の知見を活用した啓発活動を行っています。今後も様々なイベントを企画してまいりますので、ご興味のある方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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