サービス

水ビジネス関連企業向けサービス

デロイト トーマツ グループは水ビジネスの研究グループを持ち、世界で最も早期に民営化に踏み出した欧州にて多くの知見を先行して蓄積してきました。グローバルネットワークで培ってきた業界知見を一層深め、今後もクライアント企業のビジネス強化と水道事業者の課題解決を支援いたします。

デロイトのグローバルネットワークは世界で最も早期に民営化に踏み出した欧州にて多くの知見を先行して蓄積してきました。近年は、欧米だけではなく、新興国における海外水インフラ開発事業のマスタープラン策定や国際入札条件づくりに参画しています。日本国内においても、各種団体(GWRA、ECFA、水・インフラ国際展開研究会)に関与し、水に係る活動に積極的に携わっています。
新興国を中心とした成長地域においては、経済発展、人口増加、急速な都市化を背景に水需要は今後も継続的な拡大が見込まれ、より高度で効率的な造水・浄水・運営管理技術を有する民間企業への期待は年々高まる一方です。
日本をはじめとする成熟地域においては、上下水道インフラの老朽化、技術者の高齢化を背景に、水インフラに係る資産管理・維持運営管理のあり方を抜本的に改革する時期に差しかかっています。
デロイト トーマツ グループでは、グローバルネットワークで培ってきた業界知見と多様な領域専門家の知見により、今後もクライアント企業のビジネス強化と、自治体等の水道事業者の課題解決を支援いたします。

海外水ビジネスにおける課題

デロイトのグローバルネットワークにおける過去の経験では、現地特有の法規制やニーズに対処できない、或いは現地で要求される事業資源の確保が困難であるなど、進出対象地域特有のビジネス環境への対応に苦慮しているクライアント企業が多く見受けられました。

日系水ビジネス関連企業が抱える市場参入における課題(例)


・水道法規制に対する見解が中央及び州政府で異なり、且つ税/ 法制度が複雑且つ曖昧であるため、どう対処すれば良いのかわからない

・玉石混交の中で、調査及び上下水道オペレーションに適切な現地パートナーを適切に選定できない

・水需要の現地ニーズを掌握できず、マーケティング及び販売戦略が立てられない

・現地当局とのリレーション構築を確立できず、コミットメントを引き出すことができない

・現地における水ビジネスの変動要因が多岐に亘り、事業性評価(料金徴収まで含めた投資回収モデル策定など)が実施できていない

・事業リスクが不明確で中長期の運営成功に自信が持てない

・独特な社会/商慣習や官僚主義により、許認可取得等の行政手続きの遅延が予見される

・水処理膜及び供給部材等の標準規格が未整備であり、日本規格適用ロビー活動が思うように進んでいない

・海外当局への適切なアクセスが不明で、現地情報の取得が困難である

・現地事業立上げ後の混沌としたオペレーションを推進/ 管理し、リーダーシップを発揮できる有能な現地人材が確保できない

・現地における水処理膜及び装置技術等の知的財産権をどう確保するか手当てが見当たらない

海外水ビジネスにおけるデロイトの活動実績

監査・エンタープライズ リスク サービス・コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー・税務をワンストップで提供するデロイト トーマツ グループでは、 対象とする各地域の市場動向、税制、法規制、情勢等に熟知したメンバーにより、参入可否判断の市場性評価から、戦略とその導入・実現に至るまで一貫したサービスを提供してまいりました。特に海外では日本以上に複雑な水ビジネス規制や水利権、連邦政府・州政府・市町村といった水ビジネス当局対応への水先案内として、クライアント企業の海外水市場でのビジネス展開をサポートしております。
水ビジネス関連のプロジェクト事例(抜粋)

クライアント企業 プロジェクト概要
日系水事業管理・運営会社 新規海外進出に向けた現地関連ビジネスの市場性評価
日系水処理エンジニアリング会社 買収時のデューデリジェンスの実施(事業計画・財務・税務・人事・IT)と買収における入札の支援
ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州の水事業管理・運営会社 下水道施設の売却・リースに関するアドバイザリー
イギリス北アイルランドの水事業管理・運営会社 事業効率性におけるベンチマーキングの実施
インドの州住宅・都市開発局 市上下水道整備PPPプロジェクトマスタープラン策定支援
インドの州開発局 河川流域再開発PPPプロジェクトマネジメント(ODA案件)
仏系水メジャーと日系総合商社のコンソーシアム BOT方式による水プロジェクトに関するファイナンシャルアドバイザリー (中国においてBOT方式を採用した第一号案件)
シンガポール系水関連会社 海外PPPの組成に関するファイナンシャルアドバイザリー
仏系水メジャーの投資子会社 中国の水処理プラントを中心とした資産ポートフォリオの価値評価

グローバルネットワークを活かした現地市場性評価

デロイトは、世界150ヶ国以上で事業を展開しており、水ビジネス成長地域の海外インフラアドバイザリーチーム(ドバイ(中東・北アフリカ)、シンガポール(東南アジア・豪州)、デリー(インド)、上海(中国))と協働しながら、参入の判断に必要な現地調査から、参入形態の判断に必要な事業資源の特定まで、地域特性に精通しています。デロイト トーマツ グループは、これらデロイトの知見を生かしたコンサルテーションが可能です。

総合力を活かした実行支援

デロイト トーマツ グループはグローバルネットワークとしてのデロイトと連携し、自社単独や、現地企業とのパートナーシップでの参入をお考えの場合には、蓄積されたナレッジとノウハウをもとに事業戦略の策定から実行モニタリングまでサポートいたします。また、現地企業の買収による参入をされる場合には、デロイト トーマツ グループのM&Aコンサルティングの専任チームが、M&Aに関する一連のプロセスをサポートいたします。