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credit-adjusted effective interest rate / 信用調整後の実効金利     

IFRS用語集 

「IFRS用語集」のページです。国際会計基準(IFRS)の用語を解説しています。

金融資産の予想存続期間を通じて見積った将来の現金の支払又は受取りを、購入又は組成した信用減損金融資産である金融資産の償却原価まで正確に割り引く率。信用調整後の実効金利を算定する際に、企業は、期待キャッシュ・フローの見積りを、当該金融資産のすべての契約条件(例えば、期限前償還、期限延長、コール又は類似のオプション)及び予想信用損失を考慮することによって行わなければならない。この算定には、契約の当事者間で授受されるすべての手数料及びポイントのうち実効金利の不可分な一部であるもの(B5.4.1項からB5.4.3項参照)、取引コスト、及び他のすべてのプレミアム又はディスカウントが含まれる。類似した金融商品のグループのキャッシュ・フロー及び予想存続期間は信頼性をもって見積ることができるという推定がある。しかし、金融商品(又は金融商品グループ)のキャッシュ・フロー又は予想存続期間を信頼性をもって見積ることが可能でない稀な場合には、企業は当該金融商品(又は金融商品グループ)の契約期間全体にわたる契約上のキャッシュ・フローを用いなければならない。 


【参照基準等】
 IFRS 9.A 

【用語解説作成日】
 2021/10/01

 

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