ナレッジ

modification gain or loss / 条件変更による利得又は損失     

IFRS用語集 

「IFRS用語集」のページです。国際会計基準(IFRS)の用語を解説しています。

金融資産の総額での帳簿価額を再交渉後又は条件変更後の契約上のキャッシュ・フローを反映するために修正することにより生じる金額。企業は、金融資産の総額での帳簿価額を、再交渉後又は条件変更後の金融資産の予想存続期間を通じて見積った将来の現金の支払又は受取りの現在価値として再計算する。その際の割引率は、当該金融資産の当初の実効金利(あるいは、購入又は組成した信用減損金融資産については、当初の信用調整後の実効金利)又は、該当がある場合には、6.5.10項に従って計算した改訂後の実効金利である。金融資産の期待キャッシュ・フローを見積る際に、企業は、当該金融資産のすべての契約条件(例えば、期限前償還、コール又は類似のオプション)を考慮しなければならないが、予想信用損失を考慮してはならない。ただし、当該金融資産が購入又は組成した信用減損金融資産である場合は例外であり、その場合には、企業は、当初の信用調整後の実効金利を算定した際に考慮した当初の予想信用損失も考慮しなければならない。 


【参照基準等】
 IFRS 9.A 

【用語解説作成日】
 2021/10/01

 

****************************************** 
IFRSサイト 用語集一覧のページはこちら

IFRSサイト トップページはこちら

 

お役に立ちましたか?