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IASBが、年次改善プロジェクト(2012-2014年サイクル)に関して修正案を公表

IAS Plus 2013.12.11

国際会計基準審議会(IASB)は、年次改善プロジェクトに関して、4つの国際財務報告基準(IFRSs)の修正案の公開草案(ED)を、Webサイトで公表した。(IAS Plus 2013.12.11)

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国際会計基準審議会(IASB)は、年次改善プロジェクトに関して、4つの国際財務報告基準(IFRSs)の修正案の公開草案(ED)を、Webサイトで公表した。

IASBは、必要性があるが、緊急性のないIFRSsの修正で、他の主なプロジェクトの一部として含まれない修正を、年次改善プロジェクトとしている。

EDは次の修正を提案している。

IFRS 修正の主な項目

IFRS第5号

「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」

企業が資産を売却目的保有から分配目的保有に分類変更する、またはその逆の場合、および分配目的保有の会計処理が中止となる場合についての、特定のガイダンスをIFRS第5号に追加すること。

IFRS第7号

「金融商品:開示」

要求されている開示を決定する目的のため、サービシング契約が、譲渡資産の継続的関与にあたるかどうかを明確にする追加のガイダンスを加えること。

要約期中財務諸表への、相殺開示に関するIFRS第7号の修正の適用可能性を明確化すること。

IFRS第19号

「従業員給付」

退職後従業員給付の割引率を見積もる際に使用される優良社債は、給付の支払時と同じ通貨で表示される(したがって、優良社債の市場の厚みは、通貨レベルで評価されるべきである)。

IFRS第34号

「期中財務報告」

「期中財務報告書の他の部分で」の意味を明確にして、相互参照を要求すること。


EDは、すべての修正を2016年1月1日以後開始事業年度に発効することを提案している。企業は、すべての修正案の早期適用が認められる。IASBは、2014年3月13日をEDのコメント期限としている。


IASBのプレスリリース (IASBのWebサイト)
ED/2013/11 IFRSの年次改善2012―2014年サイクル (IAS Plus)
ニュースレター「IFRS in Focus – IASBがIFRSの年次改善(2012-2014年サイクル)に関する公開草案を公表」 (トーマツのWebサイト)

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