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IASBが、年次改善(2011-2013年サイクル)を完了する

IAS Plus 2013.12.12

国際会計基準審議会(IASB)は、2011-2013年のサイクルで取り扱われた論点に対応して、IFRSs修正の集合体である「年次改善(2011-2013年サイクル)」を公表した。(IAS Plus 2013.12.12)

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国際会計基準審議会(IASB)は、2011-2013年のサイクルで取り扱われた論点に対応して、IFRSs修正の集合体である「年次改善(2011-2013年サイクル)」を公表した。本修正により、4つの基準が影響を受ける。

「年次改善2011-2013年サイクル」は、以下の基準に修正を行った。

IFRS 修正

IFRS第1号

「国際財務報告基準の初度適用」(結論の根拠のみの変更)

有効なIFRSの意味

新規のIFRSまたは改訂後のIFRSが早期適用を認めている場合には、企業はその最初のIFRS財務諸表において、現行の現在有効であるIFRS、または強制適用されていない新規のIFRSまたは改訂後のIFRSを適用する選択肢を有することを明確にしている。企業は、最初のIFRS財務諸表の対象となっている期間を通じて同じ版のIFRSを適用することが要求される。

IFRS第3号

「企業結合」

共同支配企業についての範囲除外

IFRS第3号は、共同支配の取決め自体の財務諸表における共同支配の取決めの形成に関する会計処理を、その範囲から除外することを明確にする。

IFRS第13号

「公正価値」

第52項の範囲(ポートフォリオの例外)

IFRS第13号52項で定義されるポートフォリオの例外の範囲は、IAS第32号「金融商品:表示」で定義される金融資産または金融負債の定義を満たすかどうかに関係なく、IAS第39号「金融商品:認識及び測定」またはIFRS第9号「金融商品」の範囲内で会計処理される全ての契約を含んでいることを明確にする。

IAS第40号

「投資不動産」

不動産を投資不動産または自己使用不動産に分類する際の、IFRS第3号とIAS第40号との相互関係の明確化

特定の取引が、IFRS第3号「企業結合」で定義される企業結合とIAS第40号「投資不動産」で定義される投資不動産の定義の双方を満たすかどうかは、両方の基準を互いに独立して、別々に適用する必要がある。

 

本修正は、2014年7月1日以後開始する事業年度に発効するが、早期適用可能である。

IASBのプレスリリース (IASBのWebサイト)
年次改善プロジェクト (2011-2013年サイクル)に関するページ (IAS Plus)
ニュースレター「IFRS in Focus – IASBが年次改善 (2011-2013年サイクル)を公表」 (トーマツのWebサイト)

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