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IASBが、年次改善(2012-2014年サイクル)を完了する

IAS Plus 2014.09.25

国際会計基準審議会(IASB)は、2012-2014年のサイクルで対処した論点に対応して、IFRS修正の集合体である、「IFRSの年次改善(2012-2014年サイクル)」を公表した。本修正により、4つの基準が影響を受ける。 (IAS Plus 2014.09.11)

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国際会計基準審議会(IASB)は、2012-2014年のサイクルで対処した論点に対応して、IFRS修正の集合体である、「IFRSの年次改善(2012-2014年サイクル)」を公表した。本修正により、4つの基準が影響を受ける。

「年次改善(2012-2014年サイクル)」は、以下の基準に修正を行った。

 

IFRS

修正項目

IFRS第5号
「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」

処分方法の変更
企業が資産を売却目的保有から分配目的保有に分類変更する、またはその逆の場合、および分配目的保有の会計処理が中止となる場合についての、特定のガイダンスをIFRS第5号に追加する。

IFRS第7号
 「金融商品:開示」
IFRS第1号の結果的修正を伴う)

サービシング契約
要求されている開示を決定する目的のため、サービシング契約が、譲渡資産の継続的関与にあたるかどうかを明確にする追加のガイダンスを加える。

IFRS第7号の修正の要約期中財務諸表への適用可能性
相殺開示に関するIFRS第7号の修正の、要約期中財務諸表への適用可能性を明確化する。

IAS第19号
「従業員給付」

割引率:地域市場の論点
退職後従業員給付の割引率を見積もる際に使用される優良社債は、給付の支払時と同じ通貨建であるべきである(したがって、優良社債の市場の厚みは、通貨レベルで評価されるべきである)ことを明確化する。

IAS第34号
 「期中財務報告」

「期中財務報告書の他の部分で」の情報の開示
「期中財務報告書の他の部分で」の意味を明確化し、相互参照を要求する。

 

本修正は、2016年1月1日以後開始する事業年度に発効するが、早期適用可能である。

IASBプレスリリース (IASBのwebサイト)
ニュースレター「IFRS in Focus – IASBは、IFRSの年次改善(2012-2014年サイクル)を公表」  (トーマツグループのwebサイト)

 

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