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のれんの会計処理に関するディスカッション・ペーパーについてのフィードバック・ステートメント

IAS Plus 2015.02.04

2014年7月に、企業会計基準委員会(ASBJ)、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)及びイタリアの基準設定主体(OIC)のリサーチ・グループが公表した、のれんの償却の再導入が適切であることを論じるディスカッション・ペーパーに対して受領したコメントを要約するフィードバック・ステートメントが、公表された。(IAS Plus 2015.02.04)

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2014年7月に、企業会計基準委員会(ASBJ)、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)及びイタリアの基準設定主体(OIC)のリサーチ・グループは、のれんの償却の再導入が適切であることを論じるディスカッション・ペーパー(DP)「のれんはなお償却しなくてよいかーのれんの会計処理及び開示」を公表(ASBJの Webサイト‐※1)した。本DPに対して受領したコメントを要約するフィードバック・ステートメントが公表された。

このディスカッション・ペーパーに対して、リサーチ・グループは29通のコメント・レターを受領した。

コメント提出者の過半数は、のれんの償却を再導入を支持した。とはいえ、IASBが最長の償却期間を示すべきであるかどうかについて、コメント提出者の意見は分かれていた。一部のコメント提出者は、のれんの耐用年数を決定する際には、主観性および高いレベルの判断を有することも承知していたが、そのレベルは減損テストの場合よりも高くはないと考えていた。全般的には、のれんの償却を支持したコメント提出者は、取得したのれんの耐用年数を作成者が決定するのに役立つガイダンスをIASBが開発すべきであると考えていた。

現行の減損のみのアプローチを支持したコメント提出者(主に利用者)は少数であった。これらコメント回答者は、償却モデルは全く意味がなく、財務諸表利用者にとって有益とならないと説明した。


※1≫「のれんはなお償却しなくてよいか―のれんの会計処理及び開示」(ASBJのWebサイト‐※1)

プレス・リリース (ASBJのWebサイト)
フィードバック・ステートメント全文(仮訳) (ASBJのWebサイト)

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