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評議員会が、IFRS財団の定款についてのレビューを開始

IAS Plus 2015.07.07

IFRS財団の評議員会は、組織の構造および有効性をさらに高めるための提案についての「意見募集」文書を公表した。(IAS Plus 2015.07.07)

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IFRS財団の評議員会は、組織の構造および有効性をさらに高めるための提案についての「意見募集」文書を公表した。

IFRS財団の定款(IAS Plus-英語版※1)では、評議員会が5年ごとに組織の全体構造および有効性をレビューすることを要求している。昨年公表(IAS Plus-英語版※2)された通り、評議員会は、前回の戦略レビュー(2010-2012)(IAS Plus-英語版※3)において、定款レビューの一環となる多くの問題を既に扱っていることを確認した。したがい、評議員会は以下の3つの戦略領域にレビューを限定した。

1. IFRSの目的適合性:
・カバーされる企業のタイプまたは報告形態のいずれかに関して、現行の組織の活動焦点を超えて、IASBがその検討事項(remit)を拡張すべきか検討する。
・IFRSタクソノミーに関する財団の戦略について見解を求める。
・IFRSの目的適合性を維持するため、技術進歩の影響を考慮する。

2. IFRSの首尾一貫した適用:
・IFRSの首尾一貫した適用を支援するため、財団が必要なことをするべきか、財団がさらに行えることまたは行うべきことがあるかどうかを検討する。

3. IFRS財団のガバナンスおよび資金調達:
・3層構造の機能を含む、財団の現行のガバナンス構造を検討する。
・評議員の地理的区分、職歴の適切なバランスをいかに強化するか、および任期に関する定款の条項をレビューする。
・定款で規定されている組織の構造および有効性のレビューの焦点と頻度を検討する。
・IASBの最適なサイズと地理的区分、フルタイムとパートタイムの理事のバランスおよび職歴、ならびに任期を含む、IASBに関連する定款の条項をレビューする。
 ・財団の資金調達モデルおよびその機能の強化方法に関する見解を求める。

評議員会は、協議(consultation)に関する財団のあらゆる側面を開発する必要はなく、財団の主要な目的および当該目的を支援するプロセスおよび手続を取り扱わないことを決定した。財団のの主要な目的を支援するプロセスおよび手続には、IASBのデュー・プロセス、財団およびIASBがIFRS適用の長期目標に対するコミットメントをサポートするために実施すること、およびIFRS諮問会議のオペレーションおよびパフォーマンスが含まれる。

「意見募集」文書のコメント期限は、2015年11月30日である。

※1≫’IFRS Foundation Constitution’(IAS Plus-英語版)
※2≫’Trustees aim at limited Constitution review’(IAS Plus-英語版)
※3≫’Trustees' Strategy Review 2010-2012’(IAS Plus-英語版)

プレス・リリース(IASBのWebサイト-英語)
意見募集文書(IASBのWebサイト-英語)

 

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