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FASB議長が、IFRSに関して「すべてに対応するものはない」と言及

IAS Plus 2015.08.11

FASBの季刊電子版ニュースレター「FASB Outlook」の最新号で、ラッセル・ゴールデン議長は、アメリカ合衆国は、IFRSを適用、または米国証券取引委員会(SEC)に財務諸表を登録する際にIFRSを使用する選択肢を公開企業に与える見込みがない(unlikely)ことに言及する一方、「比較可能な(comparable)」グローバルの会計基準の重要性を議論している。(IAS Plus 2015.08.11)

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米国財務会計基準審議会(FASB)の季刊電子版ニュースレター「FASB Outlook」の最新号で、ラッセル・ゴールデン(Russell Gloden)議長は、米国は、IFRSを適用、または米国証券取引委員会(SEC)に財務諸表を登録する際にIFRSを使用する選択肢を公開企業に与える見込みがない(unlikely)ことに言及する一方、「比較可能な(comparable)」グローバルの会計基準の重要性を議論している。

ゴールデン氏は、IFRSを義務付けることに対する米国での支持の欠如(lack)を説明する。

「おそらく、この開発の最も重要なドライバーは、法域間で、異なる法律、規制、および文化が、会計基準が規定され、実務に適用および施行される方法に、少なくともいくらかの多様性を生じさせる可能性があるという、米国の利害関係者間で増大した認識である。すなわち、すべてに対応するものはない(one size does not fit all)ことが明確になった。

とは言っても、我々FASBは、グローバルな会計基準は、可能な限り比較可能であるべきであると引き続き考えており、また、我々は、差異が可能な限り小さくなるグローバルな会計基準を開発するという長い間熱望する目標を、引き続き完全にコミットしている。」

ゴールデン氏は、FASBとIASBが、「高品質で、比較可能な」会計基準を作成するために、基準設定主体がいかに協調して取り組むべきかの例として、ガイダンス(例えば、収益認識、企業結合)をコンバージェンスする会計のプロジェクトを引用した。彼は、さらに各国基準設定主体と協働することの重要性を強調した。この各国基準設定主体のなかには、「会計への多様なアプローチの中から選択することを企業に引き続き許容しているところもある」。

’From the Chairman’s desk’ in the FASB Outlook newsletter’(FASBのWebサイト‐英語)

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